A様邸の周囲はしっかりとした目隠しフェンスが設置されており、プライベート感は問題ない環境でございましたが、お住まいと隣接する通路が広く、このままですと雑草の生える面積も広くなる為、早めに砂利敷きをメインとした雑草対策を行う事となりました。

お住まい脇通路への入り口

お住まい脇通路への入り口

通路への入り口付近にはシラカシを植栽し、庭としての表情を演出します。この植栽は実際に窓からも眺める位置にありますので、景観向上効果も担っています。
入り口から砂利敷きとしておりますので、手前の白いタイルも汚れる事がありません。

 

植栽と下草類で砂利留め模様を形成

植栽と下草類で砂利留め模様を形成

入り口からやや進んだ位置ですが、こちらの窓前には常緑ヤマボウシ(ホンコンエンシス)を植栽しており、明るめのグリーンを添えています。南側の建物付近ですと、ホンコンエンシスの苦手な北風があたり難くなり、冬季の傷みを軽減する事が出来ます。
手前から奥まで敷き込まれた砂利敷きが、通路そのものを明るく見せてくれています。

 

やや開けた箇所へはシマトネリコの植栽を

やや開けた箇所へはシマトネリコの植栽を

通路中ほどまで進みますと、こちらの様にやや開けた空間となっています。開けた場所へは生育力の旺盛なシマトネリコを植栽し、やや放任気味に成長させます。面積に余裕のある場所ですと、シマトネリコは夏の日除けとしての効果が期待でき、高い場所からの目隠しとしても活躍します。

 

最奥部までくまなく砂利敷きを

最奥部までくまなく砂利敷きを

通路をさらに進んだ最奥部にも、砂利敷きと植栽を合わせた空間を作っております。陰でも色鮮やかなピクチュラータを始め、カシや下草類で植栽群を構成。雑草対策としてくまなく砂利敷きを施しており、明るくいつも水捌けの良い通路となりました。