今回は市川市のＡ様邸にて施工をさせていただきました造園工事の様子をご紹介させていただきます。
Ａ様邸におきましては全体的なお庭づくりをさせていただきましたが、今回は玄関より眺める位置での造園施工の様子をご紹介致します。
玄関を出ますとガレージに繋がり、その向こうに土のスペースがございます。
今回はこちらにお庭を施工させていただく事となりました。
お客様ご自身にて装飾を施されましたオールドアメリカンなガレージにも調和するデザインを考えます。
お庭のスクリーンとして、背後のブロック塀を目隠しする樹脂ウッドフェンスを施工します。
お庭づくりの場所には、この様に背の高いブロック塀があり、まずはこちらの塀を目隠しするところから施工を始めます。
玄関ドアを開けた際に目に入る部分をお客様と共に確認し、必要最低限の範囲に目隠し樹脂フェンスを設置します。
樹脂フェンスのアルミ柱を設置していきます。
掘削箇所にはブロック塀の基礎コンクリートがあり、十分な深さまで掘り下げる事が出来ません。
そこで今回は柱上部に金具を設置し、背後の塀とプラグビスで結合します。 下部は通常通り基礎コンクリートを流して据え付けと致しました。
設置されたアルミ柱へ、樹脂フェンス材を留めていきます。
樹脂フェンスの高さは、最上部までブロック塀を隠せるサイズとなっております。
まず右側2ｍのフェンスが張り付けられた様子。 引き続き左側1ｍ分のフェンスを施工してきます。
左右のフェンス材をジョイント材で繋ぎます。 今回の樹脂フェンスカラーはライトブラウンです。暗くなりがちな部分にも活き活きとした雰囲気をもたらしてくれるカラーです。
出来上がりました樹脂フェンスの様子です。 ブロック塀が綺麗に目隠しされ、お庭づくりの準備が整いました。
お庭を彩る常緑樹を植栽していきます。
樹脂フェンスの左側切れ目をぼかす様に、ソヨゴを植栽します。 こちらのソヨゴは多く見られます株立ちものとは異なる1本幹による姿です。 単幹で形の良い木はより自然に近い姿ですので、野趣、自然味を大切にするナチュラルガーデンの施工に向いております。
常緑低木のマホニアコンフューサを植栽します。 単品で使用する事が多い庭木ですが、今回は２株を配したお庭デザインとなっております。
植栽へ、下草類や庭石を合わせます。
常緑ガマズミでありますビバーナムやセキショウ種の下草類を配し、みかも石を引き立てます。 みかも石の形の良い大型の物はなかなか探すのも難しいものです。
お庭の空間箇所へ｢防草シートを施工します。
植栽を施さない空間部分へ、防草シートを施工します。 細かな部分や植栽の奥を含め、しっかりと施工しておきます。
化粧砂利を敷き詰め、玄関前の小庭が完成となります。
化粧砂利での仕上がりとなっておりますが、砂利は色彩を強く持たないシックな色合いとし、フェンスや植栽の色が引き立つ様に致しております。 背後の塀が目隠しされ、玄関を出た際に視界に入る庭風景。 シンプルでメンテナンスも容易な小さな庭が完成致しました。
こちらのお庭を含めましてＡ様邸のお庭につきましてはお庭の施工例-市川市Ａ様邸 日陰の環境を活かした自然味あるお庭にてご紹介をさせていただいております。
毎日目にする小さな庭は、シンプルながらも飽きの来ないデザインがお勧めです。 そうする事でメンテナンス性も良くなり、長きに渡りお住まいに景を添えるお庭となり得ます。
小さな空間をシンプルに活かす庭づくりを、ぜひ取り入れてみては如何でしょうか。
それでは失礼致します。
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