今回は杉並区のE様邸にて施工をさせていただきました、花壇への植栽ならびに雑草対策施工の様子をご紹介致します。

E様邸の玄関へ向かうアプローチには花壇が設けられておりましたが、現状は植栽が施されておらず寂しい状態でございました。
植栽の無い状態の花壇

また、こちらの花壇は隣家様との境界線となっており、お隣のお住まいの窓がよく見えてしまっている状態です。そこで今回はこちらの花壇へ目隠しとしての役割も持つ植木を配置する事となりました。

花壇全体を植木で埋め尽くしますと、日頃のメンテナンス量も多くなってしまいますので、必要な部分への植栽に限定し、空間となった部分には入念な雑草対策を施すプランとなりました。

目隠しの植木を配置
隣家様の窓の前に重点を置いて植栽を配置していきます。目隠しといいましても見栄えも良く伸びも大人しめの植木を使用しており、お隣様にとりましても気持ちの良い植栽を心掛けております。

土壌改良を伴う植栽
既存の土は花壇用として客土された物で水捌けも良好でしたが、植栽に伴い堆肥が混合された赤土を混ぜ込みながら植栽を進めていきます。初期の根張りを促進する事で、いち早く環境に馴染んでくれる事が期待できます。

給湯器前は背の低い植木を
給湯器には排気口が着いており、ここからは熱風が排出されます。植木にとりましては致命的な風でございますので、排気口よりも低い植木を植栽し、景観をカバーします。 ヒメシャリンバイが生活設備を目隠しする事で、優しいイメージに。

立ち木植栽が整った花壇
各所への立ち木、ソヨゴ・ヒメシャリンバイ・フェイジョアの植栽が整った花壇です。植木の背丈を均一化せず、高低を付けてそれぞれの植木の存在感が薄くならない様にします。

三角コーナーへ固まる土を施工
植栽の難しい最端の三角コーナーには、固まる土を施工して雑草対策とします。この上に砂利を敷き詰める事で、背後への泥はねも防ぐ事が出来ます。

グランドカバー沿いにも雑草対策を
グランドカバー付近や点検マス周囲にも固まる土を施工します。後に砂利仕上げとし、植栽の色を引き立てます。

荷物置場も固まる土を
こちらは広めの空間としてあけており、荷物の一時置場として使える様にしております。砂利仕上げとなる部分ですが、同じく固まる土を施工して雑草や砂利の沈み込みを防ぎます。

雑草対策を施工した花壇
立ち木にグランドカバーや下草類を添え、雑草対策を終えた下段の様子です。ある程度の硬化を待ち、砂利敷き仕上げの準備をします。

砂利の敷き込み
若干の硬化を確認し、錆砂利を搬入していきます。当然ながら完全硬化前の舗装には静かに砂利を撒きます。

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敷き詰めて均した錆砂利を洗浄していきます。同時にグランドカバーや下草類にも仕上げ散水をしております。錆砂利の明るさと上品さが緑をより鮮やかに浮き上がらせていきます。

三角コーナーの仕上がり
三角部分も砂利を敷き込み、明るい印象になりました。これで豪雨などでも泥がはねる事はなくなり、ポストを汚す事もなくなりました。

植栽と雑草対策の施工を終えた花壇の様子
花壇への植栽と雑草対策の施工が完了した様子です。 砂利と植栽が織り成す、優しくもメリハリのある風景となり、一部分としてのお庭となったと思います。
こちらの花壇の施工例につきましては杉並区E様邸 花壇の中で植栽と雑草対策の両立をにてご覧いただく事が出来ます。

 

植木の植え方は単純ではございませんので、工夫次第で小さな花壇などでも庭としての風景を作り出す事が出来ます。
小さくても花壇をお持ちの方は是非庭づくりとしての花壇整備を考えられてみては如何でしょうか。

それでは失礼致します。