今回は港区にございますフラワーデザインレッスン虎ノ門ヒルズレジデンス様のバルコニーにおきまして、緑を添える小さなプランター植栽設置の様子をご紹介致します。

緑を引き立てる小さなテラコッタプランターに植栽の用意をします。

ご用意いただいたテラコッタプランター
今回、植栽に使用致しますのは小さなハンドメイドテラコッタプランターです。
僅かな曲線が付けられた手作り感のある優しいデザインとなっております。
こちらの小さなプランターを8つ並べることでバルコニーに緑を添えます。

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柔らかな印象のテラコッタプランター。個々に僅かな違いが見られ、手作り感に溢れております。
まず底穴をアミで塞ぎ、水分浸透用の砂利を敷き詰めます。

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浸透用の砂利を敷き込み、水捌け効果と共に鉢底の通気を促進します。テラコッタは材質特性上、プラスチックと異なり土の呼吸を完全に密閉しないで済むというメリットがございます。

プランターに植木(ブルーパシフィック)をセットします。

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今回植栽を施しますのは、コニファー系グランドカバーとしても活躍するブルーパシフィックです。43階という高層バルコニーの環境上、特に剛健な品種が求められます。

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ご用意致しましたブルーパシフィックは特に枝葉にボリュームを持ったものを選んでおります。1プランターに2ポットづつ植栽し、プランターから緑が溢れるイメージに仕上げます。

良質な土を詰めた後、剪定を施して発芽を促進します。

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良質な土を細部まで丁寧に押し込むように詰めていく事で根周りに土をくまなく充実させます。

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鉢から垂れ下がった枝から剪定を施します。せっかく綺麗に垂れ下がってはおりますが、剪定を施す事によって更に枝が密となり、あふれ出した様に見える枝が増えていってくれます。

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続いて重要なのが頭(上部)の部分です。ブルーパシフィックの生育上、頂点から発生した枝はすぐに「ほふく」し、周囲の枝へ覆い被さる様になります。ですので上部はなるべく高さを押さえ続ける様にカット管理する事で、綺麗な絨毯状の姿に仕上げる事が出来ます。

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剪定を施し終えたプランター植栽の姿です。柔らかな枝振りを維持しつつ、整える程度の剪定でもすっきりした姿となります。この様な手順にて8つのプランターを製作し、バルコニーに設置します。

完成したプランター植栽の様子です。

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地上43階に緑を添える植栽群が完成した様子です。周囲に置かれたグリーンとの相性も良く、バルコニーが緑に包まれた雰囲気となりました。
こちらのプランター植栽につきましては、お庭の施工例-タワーレジデンス43階に緑を添えるプランター植栽-フラワーデザインレッスン虎ノ門ヒルズレジデンス様にてご紹介をさせていただいておりますので、併せましてご参考下さいませ。
それでは失礼致します。