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造園、植栽、千葉県・東京都の庭施工、坪庭・垣根施工。千葉県市川市の「住まいの造園施工専門会社」です。

生垣の役割と構造-おすすめの生垣17種類と助成金の活用法

生垣の役割と構造-雰囲気や特性で選ぶ生垣17種類

弊社サイトにお越しいただきありがとうございます。
庭づくりのデザイン・施工を行う、新美園の新美雅之です。

こちらのページでは、私もこれまで多く作ってまいりました「生垣」について、役割や構造、簡単な歴史を始め、雰囲気やお好みで選びたい17種類の生垣をご紹介致しております。

さて、生垣と言えば、美しく管理された緑の壁を思い浮かべる事と思います。

「生垣」「生け垣」と呼ばれるこれらは文字通り生きている垣根という意味合いを持ち、「庭木で作られた垣根」として親しまれています。

生垣の歴史

現在は生垣と言えば緑の壁として定着していますが、かつての生垣はどの様な物だったのでしょうか。

生け垣は「腐らない塀」だった

平安~鎌倉~室町時代の書物・絵巻においては、現在の様に整形的に刈り込まれた生垣は見当たらず、初期の生垣のとしては「下枝を切り落とした木を列植したもの」であったとされています。

これは板材で塀を作るとすぐに腐食しまう事から、生きた木を使う事で「腐らない遮蔽物」とする事が目的であったそうです。

初期の生垣の植物

初期に生垣として使われていた植物は「ウツギ」でした。
萌芽力が高く耐陰性もあり、繰り返し切られる事に耐えた為と考えられています。

その後は竹を始め、侵入防止として柑橘類やサンショウ等「トゲ」を多く持つ樹種が使われてきました。

現代風の生垣の登場

現在の生垣に近い形式が現れたのは1800年頃である様で、この頃には生垣の手入れの仕方等を記した書物もあったそうです。

武家屋敷街で見られる、歴史ある生垣

訪れた外国の方が、良く手入れをされた日本の生垣を見て驚嘆し、文献に記した逸話もあります。

この頃から日本人による庭園文化は世界的にも優れていた事が解ります。

そしてこの刈り込み仕立てによる緑の壁は、現在も生垣として引き継がれている事になります。

生垣とは?目隠しフェンスとの違い

まず、生垣の存在とはどの様なものなのでしょうか?
また、目隠しを目的とするフェンスとはどんな違いがあるのでしょうか?

生垣は、庭木を一列に並べて植栽した壁

庭木を一列に並べて生垣に

生垣とは、庭木を一列に並べて葉を壁状に見立てたものです。
作りたての生垣は一本一本の木が離れて見えたり葉の数もまばらですが、それ以降の刈り込みによって密度濃く育てていく、計画性を伴った垣根と言えます。

圧迫感の無い適度な高さで設計を

生垣は使う庭木によって見た目が大きく異なり、それぞれ高さや幅も様々であり、設計自由度の高い垣根とも言えます。

この自由度の高さを大いに活かし、生垣については目的に合った庭木選びを行い、圧迫感を感じたり後々の剪定が困難になる様な高さにはしない事がおすすめです。

生垣の設計時は完成された時の見た目だけではなく、その後の成長や刈り込み作業のしやすさをイメージしておく事が大切です。

フェンスでは実現できない美しさ

生垣独特の柔らか味

庭木で作る壁とも言える生垣は、存在や管理も目隠しフェンスとは一線を画します。

葉で壁を構成した生垣は、フェンスの板材では表現が出来ない美しさを持ちます。

しっかりと管理された生垣はお住まいを際立たせる程の存在感があり、住宅街でも目を引く存在になります。
単純に植栽された庭木と比べ、生垣は緑色を見せる面積が非常に広い事が要因です。

この為、自治会が生垣の設置・管理を推奨している地域もあり、生垣が持つ景観向上性の高さが伺えます。

生垣は「管理」が必要な垣根

フェンスとの最たる違いとして、生垣は剪定管理・メンテナンスが必要である事が挙げられます。

アルミ製や樹脂製のフェンス、人工竹垣等は拭き掃除程度のお世話で十分ですが、生垣については年に2~3度の刈り込み剪定という維持作業が必要です。

刈り込み頻度が高い程、美しい仕立てに

生垣は年に一度の刈り込みでも維持は出来ますが、刈り込み回数が多い程、確実に仕立ての美しさ・完成度が変わってきます。

生垣の刈り込みは決して楽な作業ではありませんが、ご自身でのメンテナンスの成果が明確に表れる事になりますので、芝刈りと同じくやりがいのある作業と捉える事も出来ます。
庭木のお世話がお好きな方であれば、生垣の手入れは楽しんで行っていただけると思います。

生垣の目的と役割

単純に「壁」とも思える生垣ですが、用途・設計によって役割も分かれます。
生垣は形によってそのな役割を持っているのでしょうか。

目隠し対策として

生垣の目的として最も多いのが、目隠し対策です。
綿密に壁状に仕立てた生垣は、目隠し効果も非常に高い存在と言えます。

目隠し用の生垣は高さも距離もある事が多く、葉の数も増やしたり更新も必要になる事から、最もメンテナンスが重要であり、刈り込みの頻度も高いです。

また、設置場所が道路沿いになるケースが多い為、越境防止を常に考えておく必要もあります。

目隠しとしての機能を維持する為にも、成長期に2~3回の刈り込み作業が必要となる事を、予め維持計画として盛り込んでおきましょう。

境界線として

境界線としての生垣

低く構えた生垣を、境界線として位置付けるケースもあります。

境界を示す為の生垣であれば高さも必要なく、おしゃれな壁として景観面の向上にもなります。

このタイプの生垣は手入れをしやすいのが特徴で、最も手の掛かる天端面の刈り込みも容易に行う事が出来ます。

アクセントとして

アクセントとしての生垣

敷地境界の場合と異なり、ご自身の敷地内で生垣によるゾーン分けを行うケースもあります。

これは境界とは異なりお庭のアクセントやゾーニングとしての役割であり、生垣の高さも非常に低く設定する事が出来ます。
敷地内の生垣は低くしておきませんと、周囲への陽当たりや風通しの妨げになります。

後にご紹介する低木生垣用の庭木を選んで使うのが良いでしょう。

落葉樹のスクリーンとして

落葉樹のスクリーンとしての生垣

枝葉の少ない落葉樹を植えますと背後が透けてしまいい、存在感が希薄になってしまう事があります。

そこで写真の様に緑濃い生垣を背後に設置する事で、手前にある落葉樹の存在感を増す事が出来ます。
例えますと緑の中に枝や葉が浮き上がる様なイメージでしょうか。

スクリーン効果を生垣で補う植栽手法ですので、落葉樹の背後に壁が無い場合などにおすすめ出来ます。

ここには向かない!! 生垣設置を避けたい場所

比較的設置場所の自由度も高い生垣ですが、おすすめ出来ない場所もあります。
生垣づくりのをご検討の際はご注意下さい。

隣地境界線とする生垣

生垣の背後にブロック塀がある場合は良いのですが、生垣そのものを隣地境界線として扱う設置はおすすめ出来ません。

ご自宅側の刈り込みは容易に行う事が出来ますが、隣家様側の枝は刈り込む事が出来ません。

生垣は想像以上に刈り込む機会が多いものですので、設置の際は剪定作業のイメージも同時に想像しておくのが望ましくあります。

どうしても境界線へ生垣を作る場合は、お隣側へ入って刈り込みを行えるだけの幅(50cm前後)を空けておく様にしましょう。
また、刈り込み時にお隣側へ入ってもよろしい許可を戴いておく事も良いでしょう。

擁壁沿いへの生垣設置

擁壁沿いの生垣設置は避けましょう

擁壁は高い場所の崩れを防止する壁ですが、お住まいによってはこの擁壁が境界になっている事があります。

擁壁沿いに生垣を作りますと、とても明るい外側へ伸びていく傾向が特に強くなり、内側とのギャップが生じやすくなります。

また、外側の刈り込みを行う事は極めて危険であり、内側から刈り込めたとしても下へ枝葉が大量に落ちる事になります。

この様な場所へ生垣を設置する際は、年に一度でも高所作業車を使う植木屋・業者様への剪定依頼を行う事が必要です。

どんな庭木が生垣に向いているのか

庭木として扱える樹種はたくさんありますが、生垣として使いやすい樹種は限られてきます。

では生垣用として使える庭木には、どんな特徴が求められるのでしょうか?
ここでは3つに絞って見てまいりましょう。

葉の数が多く高密度である木

生垣は「目隠し対策・遮蔽物」としての実用性が必要となりますので、使用する庭木は遮断性の高い樹種である事が求められます。

葉の数が多く密度も高い庭木を

葉数が多く密度も高い庭木は小さな葉を持つ事が多く、写真のキンメツゲは最も強くこの条件を満たします。

生垣にとって必ずしもこの葉密度が必要な訳ではありませんが、壁状に育てる事を計画する場合、通常は小葉性の庭木である事が条件となります。

葉の小さな生垣用庭木の代表種

  • キンメツゲ
  • ヒメシャリンバイ
  • ボックスウッド
  • トキワマンサク

等が挙げられます。

葉も裁断される「刈り込み」に耐える木

生垣の手入れはほとんどが刈り込みという剪定方法で行われます。
刈り込み鋏という刃の長い鋏を用いて一気に切り揃える様なイメージで行われ、枝はもちろん葉も裁断される形となります。

刈り込みにおいては葉の裁断の他、切り口が葉の無い部分になる事がほとんどですので、この様な過酷な刈り込みを行われても傷まない強さも条件となります。

萌芽力が旺盛で、切り口から枝が複数分岐しやすい木

生垣の刈り込みは「幅や高さを切り戻す」だけが目的ではありません。

壁として美しく育て上げる為に枝を増やし、それに伴って葉の数も増やす事に意味があります。

枝分かれをする萌芽力

庭木は枝を切られると、必ずそこから新しく芽が生まれます。
この際、一か所の切り口から複数の芽が同時に現れる事で、切り口からの枝分かれが発生します。

この枝分かれを繰り返させている内に枝の数も増えていき、結果として葉の数も多く仕立てる事が出来るのです。

つまり切り口からの萌芽力が強く、新芽もたくさん出してくれる庭木が生垣に適している事になります。

幅を適度なサイズに抑える事が出来る木

生垣は刈り込みを繰り返しながらサイズ感も維持していく必要がある為、幅が膨らみやすい木は生垣向きとは言えません。

もちろんどんな木でも幅は広くなってきますが、生垣であれば幅80cm以内に抑えたいケースがほとんどです。

大型の生垣であればともかく、規模の小さな庭であればこのサイズ感で抑える必要がありますので、一応の目安としておくのが良いでしょう。

生垣の構造・作り方のポイント

それでは簡単ながら、ここでは生垣の構造を見てみましょう。
生垣は骨組みを先行して作るものですが、植えた木が立派になるまではこの骨組みがとても目立ちます。

ですので私共が生垣を作る際は、この骨組を丁寧に作る事を特に心掛けます。

生垣を支える支柱(丸太)の埋め込み

生垣の骨組みとなる丸太と竹

地面を掘って埋め込む丸太は、標準的な生垣サイズの場合ですと直径9cm程、長さ1.8~2.1mのものを使います。

最もポピュラーな生垣サイズは、

  • 高さ1.5~1.8m
  • 幅4m前後

でありますので、一つの目安としていただければと思います。

現在流通している丸太は防腐剤(タナリス剤)を注入された製品があり、このタイプの丸太は驚く程に長持ちします。

丸太は水準器を使ってしっかりと垂直に据え付け、左右の丸太も高さを合わせておきましょう。
丸太はいずれ不要となる物ですので据え付けにコンクリートは使わず、埋め戻した土で突き固める方法で十分です。

生垣支柱の理想的な間隔

丸太同士の間隔は1.8mを基準としますが、設置距離に応じて割り振りするのが一般的です。
間隔は「最長で1.8m」という程度のご認識で大丈夫です。

DIYにチャレンジされる際も、太めの丸太がおすすめです

DIYですと、どうしてもこれよりも細い丸太を使ってしまうケースが見られますが、丸太を突き固めた時の強度が全く異なりますので、重いものではありますが太い丸太を使う事をおすすめします。

支柱丸太と竹の釘留め

支柱丸太と竹を釘止め

支柱丸太と竹は、ドリルで下穴を通してから釘打ちで止めます。

予め下穴を通しませんと釘打ちで竹が割れてしまい、丸太に打ち込むのも難しくなります。
下穴は丸太に1cm程入り込んでも問題ありませんので、しっかり行いましょう。

必ずしも必要な訳ではありませんが、この釘を隠す目的で縄縛りを施す事もあります。
ですがほとんどの場合はこの後の植栽によって見えなくなりますので、特にDIYの場合は省略しても良いでしょう。

木の植栽~縛り付け

生垣となる木を一列に並べていく

生垣の木を植える時は、一本ずつの穴を掘るというよりも「溝」を掘る様になります。
掘る量は増えますが、結果として根の周りの土が柔らかく耕されるメリットも得られます。

木の本数は、樹種やサイズによりますが、6~7本/1.8m位の数が通常です。

植栽した木を竹に縛っていく

植栽した木は倒れやすい為、すぐに縛り付けを行っていきます。
根の状態によっては穴に入れても自立出来ない木もありますので、その場合はい1本ずつ縛りながら進めていきます。

幹の修正や枝の誘引も忘れずに

尚、この縛り付けは庭木の角度の補正や枝の誘引も兼ねています。
斜めになった木は起こし、寂しい箇所があったら枝を引いて縛っておく事が大切です。
また、混み過ぎている枝は成長面を阻害しますので、重なっている枝はこの時に外しておきましょう。

完成した生垣

完成した生垣

完成した生垣です。
形が整ったら、木鋏で枝を軽く揃えておくのも良いでしょう。

雰囲気やお好みで選びたい、おすすめの生垣(樹種)16種類

生垣に適した庭木というのはそれほど多くはありませんが、それぞれ特徴や魅力はもちろん、デメリットや注意点も持っています。

どんな木でも列植すれば「生垣」となるのは間違いであり、「目隠し向きの木」や「列植」と混同されているケースも見受けられます。
生垣を作る際は、樹種の選択を慎重に行っていただく事をおすすめ致します。

ここからはおすすめな生垣の種類をご紹介してまいりますが、少しでもお好み・用途に合います様に、

  • 花が咲く生垣
  • カラーリーフを持つ洋風生垣
  • 塩害や強風にも強い生垣
  • 背の高い生垣
  • 背の低い生垣

に分けてご紹介していきます。

花が咲く生垣

生垣に花が咲く様は実に見事で、生垣全体が花となる景色が楽しめます。
それぞれ木の雰囲気は大きく異なりますが、葉の雰囲気で選んでも良いでしょう。

それではまず、花が咲く生垣の3種類をご紹介します。

トキワマンサク(紅花)

トキワマンサクは小さな葉が密生する庭木で、別ページではシンボルツリーとしてもおすすめしております。
紅花と白花がありますが、まずは紅花種のご紹介です。

全体が紅色に染まるトキワマンサクの生垣

トキワマンサクが生垣として流行するようになったのは実は近年であり、それまでは刈り込んだ1本立ちの仕立てが主流でした。

5月に咲く花は数も圧巻で、紅花のトキワマンサクは特に蛍光色とも取れる鮮やかな紅色で、発色が良い花木と言えます。

トキワマンサク(白花)

白花のトキワマンサクは葉色が涼し気な黄緑色で覆われているのが特徴で、花よりも葉の美しさが際立ちます。

白花トキワマンサクの花

ベニバナトキワマンサクの生垣は重量感がありますが、こちらの白花種であれば幾分軽やかな雰囲気である為、花の生垣を長距離に作りたい場合はおすすめ出来る庭木です。

トキワマンサクの生垣:成長と剪定・管理
トキワマンサクの生垣

トキワマンサクの成長力は旺盛で、特に仕立てが整った頃からは毎年の枝の走りが50cm程に達します。
刈り込み維持としてはこれらを綺麗に取り除き、小枝を刈り込んで整形するスタイルとなります。

花が終わると細い花弁がたくさん落ちますので、この掃除が少々大変かもしれません。

その他は病気や害虫も寄せ付けにくく、根付いた後は乾燥にも強い庭木です。

カンツバキ(寒椿)

カンツバキ(寒椿)は文字通り寒い季節に咲くツバキという意味合いがあり、生垣として古くから庭園に取り入れられてきた庭木です。

カンツバキの生垣:開花期11~2月

11~2月の寒い時期に花を見せてくれる庭木は重宝する上、小さな葉が密生する事で目隠し効果も高く、寒椿は生垣として非常に優れています。

花はツバキよりも小振りで、花付きも良く生垣全面に咲いてくれます。

生育的には陽当たりの良い場所から日陰まで広く適応する庭木で、初期の乾燥さえ気を付ければ丈夫に育ちます。

チャドクガに注意

ツバキ科の植物が避けて通れない課題として、チャドクガの発生の予防があります。

生垣の場合は特に懐や裏側に風が通りにくい為、発生からの広がりが早い傾向があります。

梅雨明けを目処に、殺虫剤の散布を予防として行う事が基本で、発生したら散布する、という形はおすすめ出来ません。

チャドクガが発生して抜け殻を残してしまいますとそれが宙を舞って湿疹の原因となりますので、とにかく発生をさせないという心掛けが大切です。

カンツバキの生垣:成長と剪定・管理

カンツバキの生垣は全体的に膨らむ様に成長し、強い枝が毎年走る様な事は少ないです。

この為年に一度程度の刈り込みでも維持していく事が可能で、刈り込み後の萌芽力にも優れています。

この特性を活かし、寒椿の生垣はやや強めの刈り込みを行う事がおすすめです。
強い刈り込みの方が綺麗な整形が可能な上、刈り込みを繰り返しながらも段々と大きく膨らんでくる事を避けられます。

オオムラツツジ

オオムラツツジは街路樹や公園樹としても植栽される程、剛健で強い庭木です。
刈り込みに最も強いツツジ類として、生垣としての植栽が多く見られます。

オオムラツツジの生垣:開花期4~5月

花の咲く生垣として優秀で、葉の多さや萌芽力の強さも申し分ない庭木です。

広いお庭ですと庭木への水遣りに苦労する事が考えられますが、剛健なオオムラツツジの生垣であれば頻繁な水遣りも不要です。

紫色の花は4~5月が開花で全体に咲き続け、花もやや長めに楽しむ事が出来ます。

生垣としては低木を大きく育てる形になる事から、通常生垣で必要となる骨組みが必要ありません。

オオムラツツジの生垣:成長と剪定・管理

オオムラツツジも成長は全体が膨らむ様な形であり、元々低木であるが為に扱いやすい生垣となります。

刈り込みは花後に強めに行う事が基本となりますが、この際、刈り込み直後だけは葉が少なくなって向こう側が透ける可能性があります。

また、オオムラツツジの生垣は高さと幅が同等であるサイズ感が必要で、幅をそれなりに必要とするものとお考え下さい。
例えば道路沿いの生垣とする場合は、予め60cm程は成長エリアとしてセットバックした植栽が望ましいです。

ドウダンツツジ(注:落葉樹)

ドウダンツツジの生垣

まずドウダンツツジは落葉樹でありますので、強い目隠し効果が必要な場所では生垣として不向きとなります。

4月~5月には釣り鐘状の小さな花がたくさん咲き、生垣の場合は全面に咲き誇ります。

落葉樹としては稀な葉の小ささと萌芽力の高さを持ち、これが生垣として使われてきた理由です。

密度の高い小枝が壁となる
落葉したドウダンツツジの生垣

落葉した冬季のドウダンツツジの生垣ですが、非常に細かい枝が立派に壁を形成しているのがお解りいただけると思います。
完全な目隠しまでは難しいものの、生垣としては十分に活躍してくれます。

また、ドウダンツツジの生垣であれば秋の紅葉も見る事ができ、壁一面が赤く染まる様子はとても美しいものです。

ドウダンツツジの生垣:成長と剪定・管理

ドウダンツツジは毛虫類の心配が少なく、生垣としては大きなおすすめポイントです。
しかし落葉ツツジの特性から強い乾燥に弱い面があります。
植え付け部分の地表に陽が差さない場所を選ぶ他、やや水持ちの良い土(赤玉土にピートモスや腐葉土を混合)で植え付けると良いでしょう。

ドウダンツツジの刈り込みは、他のツツジ類と同じく花後(5~6月)に行うのが基本です。
夏以降の刈り込みは翌年の花芽を飛ばす(落とす)事になります。
ドウダンツツジの花が咲かないという理由で一番多いのが落葉期の刈り込みによるものであり、その他は日照不足や極度の乾燥が挙げられます。

カラーリーフが美しい洋風の生垣

葉色が普通の緑色と異なる生垣は華やかな印象が感じられ、洋風の生垣としても楽しめます。

カラーリーフの生垣はレンガ調や洋風のお住まいによく似合いますので、ご検討されるのも良いかと思います。

斑入りマサキ

斑入りマサキは「マサキ」がカラーリーフになった庭木で、縦方向に伸びる習性から生垣に向く木として知られています。

色鮮やかな斑入りマサキの生垣

色合いは明るいですが決して華美ではなく、優しい印象の洋風生垣を作る事が出来ます。

枝はほとんどが縦方向に向かっているのが特徴で、これによりどこかスリムな雰囲気も持った生垣となります。

寒さが強い場所ですと落葉を起こす事があり、その年の寒さ次第では春の新芽時期に全ての葉を落として入れ替わる事もあります。

この新しい葉を食害するアオムシに注意が必要ですが、日当たりの良い場所であれば病気・害虫を寄せ付けない生垣となります。

斑入りマサキの生垣:成長と剪定・管理

マサキの生垣はとにかく縦方向への成長が見られ、横方向は極めて管理もしやすいです。

生垣天面からの伸びに対処するのが最も手が掛かりますので、あまり背の高い生垣にせず、刈り込みを行いやすい高さに留めておく事がおすすめです。
しかし成長によって高い位置まで目隠しをしたい場合にはこの成長力を活かす事が出来ます。

枝自体は柔らかいので刈り込みに負担はかかりません。
成長期に2回ほど刈り込んであげると密度濃く育ってくれます。

プリペット(シルバー・ゴールド)

プリペットは生垣というよりも列植として捉えておく事が必要で、通常の生垣の様に刈り込んで整形しておく形とは分けて考えましょう。

柔らかさを維持したいプリペットの列植

小さな葉と枝のしなやかさが魅力的なプリペットは、並べて植えて「生垣風」に楽しめる庭木です。

目隠し目的としてではなく、背景の庭を美しく見せたり、洋風の建物を引き立てる様な役割に向いています。

生垣風のシルバープリペット

シルバープリペットの生垣は斑入りの葉が美しく、遠くから見ても華やかさを感じられます。

成長を見越して植栽の間隔は離しておく事が必要で、これも通常の生垣とは異なる部分です。
また、骨組みなども必要とせず、成長によって自然な高さを出していくのが基本であり、自由な姿を崩さない様にするのが大切です。

眩しい程の色を持つゴールドプリペット

ゴールドのプリペットはさらに明るいカラーリーフであり、イエローが眩しい程の生垣となります。

色合いの強さから、距離の長い生垣よりは1~2m程の距離をワンポイントで明るく見せる様な使い方がおすすめです。

プリペットの生垣:成長と剪定・管理

プリペットは非常に成長が早く、これを無理に抑え込んでしまうかどうかが景観の要になってきます。

生垣の計画時から高さ・幅共に1m前後を想定しておく事が必要で、この位の株まで自由に育った姿が美しい生垣となります。

これ以下の大きさに留めようとすると太い徒長枝が無数に展開し、柔らか味とは無縁の生垣となってしまいます。

春にアオムシによる食害を受けるケースが多々あり、これは葉脈だけになってしまった葉が見付かり次第、、全体に殺虫剤を散布します。
このアオムシは非常に小さい為に発見が難しい為、全体への散布を行っておけば安心です。

レッドロビン(セイヨウカナメモチ)

レッドロビンはセイヨウカナメモチの別名であり、現在では最もよく見掛ける生垣となっています。

レッドロビンの生垣

元々は生垣としてベニカナメモチという木が主流でありましたが、木自体が強くなく、段々と枯れが進んでいく事が多く見られました。
そこでカナメモチとオオカナメモチの交雑種である「セイヨウカナメ(レッドロビン)」が多く使われる様になり、現在に至ります。

実の所私がレッドロビンをおすすめする事はあまりなく、あまりにも旺盛な成長力と刈り込みの必要頻度から、別の種類を選ぶ事がほとんどです。

新芽の赤さは見事なのですが、一般的な広さの庭でサイズを抑える事が難しく、抑えようとする程に幹や枝がすぐに太くなってきます。
剪定に鋸を要するのも頻繁で、枝が絡みやすく、剪定直後は葉がほぼ無くなる事もしばしばです。

レッドロビンの生垣:成長と剪定・管理

レッドロビンの生垣は、最初の3年程は大人しく、手も掛からない様な印象に感じる事と思います。

しかしその後の成長は早く、全体的にいつの間にか膨らんでしまったかの様な育ち方を見せます。

気が付いた頃には鋸を用いた強剪定をする他に無く、この強剪定に反発する再成長枝を毎回切り戻す様なローテーションに陥るケースが多いです。

これを避ける為にはご自身で生育期に3回程刈り込み剪定を行う事が有効で、頻度が高い程に切り落とす枝も少なくて済みます。

害虫としてイラガが発生する確率が高く、このイラガに刺されるのはレッドロビンの刈り込み時が最も多いのではないでしょうか。

特に頭上の枝を刈り込んで、落ちてきた枝にイラガが付いていた、というケースが後を絶ちません。
見上げた状態での刈り込みは危険ですので、安全・適正に脚立を使用して行う事をおすすめします。

紅花トキワマンサク

先程、花の咲く生垣でもご紹介を致しましたベニバナトキワマンサクですが、カラーリーフ生垣としても魅力的ですので再度登場致します。

上品な紅色を見せるトキワマンサクの葉

ベニバナトキワマンサクの葉は紫掛かった色であり、秋には古葉の紅葉も見られます。
葉が小さくて数も多い為、生垣では赤紫色の壁となり、洋風のお住まいにとても良く似合います。

上でご紹介の花と併せ、レッドリーフの生垣がお好みであれば大変おすすめです。

塩害や強風、乾燥にも耐える剛健な生垣

生垣は絶えず風に吹かれたり、直射日光が強く当たり続ける場所へ設置される事も多いです。

実は庭の外周や道路沿いは庭木にとって過酷な環境である事も多く、台風による塩害も受けやすくなります。

ここではこれらの環境に耐え得る剛健な生垣をご紹介します。

イヌマキ・ラカンマキ

マキは海に近い地域で昔から生垣として植栽されており、潮風に強い事がうかがえます。
また、海に近い場所は風が強い事も伴いますので、これに耐え得る生垣として利用されてきた事が解ります。

ラカンマキの生垣

ラカンマキはマキの高級種として存在し、葉の形状はイヌマキと比べて小さく繊細で、枝分かれも細かくなります。

この特性は生垣に仕立てる事に大変有効で、最も密度の高い生垣を作れる庭木と言えます。

また、寒さによって落とす葉も少なく、年間を通して緑の壁を維持する事が可能です。

こちらはイヌマキですが、生垣用である場合はイヌマキの中でも細葉性の木を使う様にしています。

もちろん通常のイヌマキでも宜しいのですが、このイヌマキですと葉の広がりが少なく葉が小さく見える為、美しい生垣に見えます。

イヌマキのメリットはラカンマキに比べて剛健である事が挙げられ、生垣としての植栽後も全ての木が健康に根付く事が多いです。

ウバメガシ

ウバメガシの生垣

備長炭の材料として有名なウバメガシですが、庭木としても古くから親しまれています。

カシ類としてはとても小さな葉を持ち、密度も高い事から生垣としての植栽が最も多いかと思います。
葉はツヤもあり美しく、ウバメガシはある程度の日陰にも適応する事が出来ます。

公害や乾燥、潮風に総じて強い為、この剛健さが必要な場所の生垣として活躍します。
また、カシにしては毛虫の害を受けにくいのも特徴です。

ウバメガシの生垣の注意点:枝の硬さと蜂の巣

ウバメガシは枝が非常に固く、特に枯れ枝の除去には苦労します。

刈り込みを行った際には切り口の太くなってしまった部分を木鋏で取り除くのですが、この作業ポイントの数が多く、これもやや苦労を要する所です。

太い枝は刈り込み鋏が効かない事も多い為、刈り込み鋏と剪定鋏を交互に使い分けるシーンが多く、慣れていない方ですと大変かもしれません。

また、葉密度の高さから蜂の巣を作られる事が多く、夏~秋の刈り込み時には非常に注意が必要です。

高さを低く維持しやすい低木生垣

先のご紹介を致しました、境界やアクセントとしての生垣には、背の低い低木類が適しています。

生垣の低さは無理に留められるものではありませんので、元々背を低く維持出来る庭木が適しており、尚且つ生垣向きの条件を満たしている必要があります。

キンメツゲ

キンメツゲの生垣

ツゲの小葉性であるキンメツゲは、名前の通り新芽の金色が鑑賞ポイントとなりますが、最大の特徴は枝葉が細かく高密度な点にあると思います。

適正環境は明るい日向で風通しの良い場所です。

まさしくツゲは刈り込み仕立てに適した庭木であり、高密度であれば生垣素材としては最高とも言えます。

生垣としての高さは40cm程度でも維持が可能であり、壁というよりも箱状に仕立てられるほか、カーブを描いた生垣でエッジング的な役割を持たせる事も可能となります。

キンメツゲの生垣:注意点

キンメツゲの生垣は葉が細かく完全な壁状になる事から、刈り込み剪定の技量が表れやすいという難点があります。
ご自身での刈り込みを行われる事も多い生垣ですが、キンメツゲは曲がったり凹んだりといった部分が目立ちやすく、綺麗に見せるにはある程度の技術が必要になってしまいます。

また、長く植わっていたキンメツゲの生垣は「部分枯れ」を起こす事があり、コナジラミなどの害虫が要因の一つではあるものの、原因が解らない事が多いです。

また、ハマキムシの被害に遭う事があり、これに対しては予防的農薬散布が必要です。

日当たりの悪い場所へキンメツゲの生垣を作りますとハダニの被害を受けて見た目が悪くなりますので注意が必要です。

ボックスウッド

ボックスウッドの生垣

ボックスウッドは上でご紹介のキンメツゲと同じくツゲの仲間であり、葉の大きさはやや大きくツヤがあり、明るい色を持っています。

この為、洋風の低木生垣として使われる場面が多く、高さも50cm程度のコンパクトサイズに留める事が出来ます。

ボックスウッドの生垣:注意点

ボックスウッドは刈り込みによって葉が裁断された箇所が傷みやすく、茶色く変色します。
生垣ですとこの色変化が全体に起こりますので、全体が変色してしまった様に見えます。

切り口から新たな枝葉が出れば再び見えなくなりますが、一時この様な景観が見られる事は留意しておきましょう。

ボックスウッドはツゲノメイガの食害を受けるケースが多く、これが最も注意する点です。

予防措置としてスミチオン等の殺虫剤全体散布が望ましくありますが、念に2~3回の発生が懸念されますので、手間と観察は惜しまずに続けてあげる必要があります。

ヒメシャリンバイ

生垣風に列植したヒメシャリンバイ

ヒメシャリンバイは生垣用というよりは低木庭木として取り扱われますが、その成長の緩やかさと葉密度を利用し、「生垣風」に列植する事もあります。

幅の薄い生垣の様に維持する事が可能で、仕立てる時はある程度枝葉が充実したヒメシャリンバイを並べて植える様にします。

ヒメシャリンバイは春に花も咲きますので、花の咲く生垣としてもご紹介したかったのですが、やはり高さ1.3m程のサイズで維持できる低木生垣としてのおすすめ度が勝りました。

病気や害虫の被害も受けにくく、陽当たりと風通しの良い場所であれば剛健に育ちます。
植え付け1~2年は全体に元気の無さや落葉が見られる事があり、これを乗り切った後に枝葉も成長力も復活するケースが見受けられます。

「高垣」として育てられる生垣

高垣とは背の高い生垣を差す言葉で、高さ4~5mにも達する仕立ても見られます。

高垣の場合は生垣を作る段階からある程度の樹高は必要ですが、高垣の多くは植栽後からの更なる成長も計画に入れているものです。

用途としては壁ではカバー出来ない高所の目隠しが主となり、2~3階への目隠し対策が必要な際は、高垣のみが対応できるものと思います。
旅館やホテル、規模の大きな邸宅などの見られます。

ここでは背を高くする高垣としておすすめな生垣をご紹介します。

シラカシ・アラカシ

シラカシは昔から背の高い生垣として親しまれており、モチノキと共に防風林・防火林として使われてきた事もあります。

高垣としてのシラカシ

シラカシの生垣は高さ5m前後まで壁仕立てにする事も可能で、塀や外壁よりも遥かに高い位置まで目隠しを行う事が出来ます。

もちろん剪定管理は植木屋さんに依頼する事が必須であり、相応の費用が年間管理費として必要になる事を踏まえておきましょう。

アラカシは葉がやや大きな印象に
アラカシの生垣

アラカシはシラカシよりも葉が大きく印象が異なりますが、規模の大きな生垣を作るには向いております。

葉が大きい分、剪定を行った時の透けが強く感じられますので、一度に強剪定を行うよりは、成長期に2~3度の剪定を行うのが望ましいです。

シラカシ・アラカシは成長力とイラガの発生に注意

シラカシ・アラカシの生垣はイラガの発生と、旺盛な成長力に注意が必要です。

元々シラカシは規模の小さな生垣には向いておらず、高さは最低でも2m~を想定しておかなければなりません。

それ以下の樹高で切り続けていると幹や枝が急激に太りだし、徒長枝だらけの樹形へ変化するので注意しましょう。

ヤブツバキ

ヤブツバキは野趣あるツバキの原種として親しまれている庭木ですが、背の高い生垣にも適しています。

ツバキの生垣

ヤブツバキは花の咲く生垣としてご紹介もしたかったのですが、やはりある程度の樹高を要する生垣ですので、高垣としての紹介となります。

大きめの葉ながら刈り込み直後も目隠し効果が高いヤブツバキの生垣。
これはツバキが持つ耐陰性により内部の葉も活き活きとしている事が要因です。

他の庭木であれば葉の付かない様な暗い部分にも葉が茂っており、これが目隠し効果を維持できる理由です。

高さ3~4mの生垣としてその姿を見掛ける事が多く、実は管理も容易である生垣でもあります。
成長期に2~3回程の刈り込みを行っていれば写真の様な綺麗な壁となって育ち、優れた生垣として機能します。

ツバキの生垣の注意点:落ちた花の掃除とチャドクガ対策が必須

ツバキの花は大きな花が丸ごと落ちてきますので、この掃除に苦労する事は考えられます。

落ちた花を車が踏んだりしますと路面にこびりついてしまい、これを掃除するのが非常に困難となります。

また、ツバキ特有のチャドクガの発生リスクがあり、高垣の規模ですと農薬散布をご自身で行う事は難しいかと思います。
この為ツバキの生垣は剪定だけでなく農薬散布も併せて植木屋さんへ依頼する事が必要となります。

生垣の価格と自治体の助成金

生垣の役割や樹種について説明をしてまいりましたが、ここからは生垣の価格や助成金について簡単にご説明を致します。

生垣の価格:提示の仕方は業者によって違いも

生垣の価格については、業者様によって提示方法が異なる様です。
弊社では各部材価格や諸経費を分けてお出ししておりますが、全体(工事費含む)を含めて「¥〇〇/m」といったメートル単価で提示される業者様もいらっしゃる様です。

生垣費用の構成項目

弊社の場合は生垣費用をお出しする際は、以下の様な項目の合計が総費用となります。

  • 骨組みとなる丸太や竹の材一式
  • 植栽する木の単価(¥2,000~¥4,800)×本数(7~8本/1.8m)
  • 埋め戻しに客土する堆肥混合土代
  • 掘り出した土が敷地内処分出来ない場合の土搬出費
  • 全ての作業に該当する工事費
  • 運搬費や諸経費

以上を分けてお出ししておりますが、特に工事費については施工条件によって異なり、ご依頼の地域によって諸経費も変動致します。

施工条件が制約される場所の代表例はマンション専用庭や、駐車スペースの無い住宅が該当します。
ご参考下さいませ。

自治体による生垣設置(造成)交付金制度の仕組み

生垣は街の景観向上に貢献する事から、設置要件を満たす事で自治体によっては工事費用の一部を助成金として受け取る事が出来ます。

生垣設置助成金については条件も金額も自治体によって異なりますが、満たすべき要件は似ている事が多いのです。

以下はよく条件とされる項目ですので、あくまでもご参考までにご覧ください。

助成金は¥〇〇/mとなるケースが多い

生垣設置の助成金は、1m辺り幾ら、といった距離単位になっている事が多く、このm単価は自治体によって異なります。

助成金の基本金額については各自治体のホームページで調べる事が出来ますので、事前にご参考されるのが良いでしょう。

生垣設置助成金の対象となる条件の例

  • 生垣とする植栽は相互が触れ合う程度に列植されている事
  • 生垣となる部分の距離が2m以上ある事
  • 生垣となる植え込みは90cm以上ある事
  • 生垣は街の景観向上である為、設置場所は道路沿いである事(自治体によっては隣地境界部も可)

代表的な項目は以上の様になりますので、ご検討をされる方はお住まいの地域の自治体へご相談下さい。

自治体への相談・申請は工事前に行う

助成金制度を活用する場合は、生垣設置の計画時から申請をしておく必要があります。
工事を終えてからの申請で交付されるものではありませんのでご注意下さい。

工事の前に自治体によって生垣設置個所の確認を行う為でありますので、まずは生垣の場所、距離や高さを決めて、その時点で申請を行いましょう。

生垣助成金の申請から交付までの流れの一例

お住まいの地域の自治体によって異なりますが、生垣設置助成金の申請から交付までの流れを一例としてご紹介します。

自治体の窓口で相談

生垣設置を計画した時点で自治体へ相談し、
・制度の説明
・必要書類の受け取り
・設置場所確認の日程決め
等を行います。

STEP
1

自治体による設置場所確認・撮影・計測

①で取り決めた日程で自治体により生垣設置現場の撮影や計測が行われ、助成金制度の要件うを満たしているかの確認が行われます。

STEP
2

生垣の設置業者へ見積りの依頼

以上までのステップによって生垣設置助成金の対象となる事が確認出来たら、申請通りの生垣設置について業者へ見積りを依頼します。
樹種はこの時に相談すればよく、環境や高さに適合する庭木を選んでもらいましょう。

STEP
3

自治体へ必要書類(生垣見積書含む)を提出・正式申請

業者により生垣工事の見積書と図面を受け取り次第、記入済みの必要書類と見積書・図面を提出し、正式な申請を行います。

STEP
4

決定通知が届いてから生垣工事を開始

申請が受理されて決定通知が届いたら、生垣設置を行います。
申請した距離・高さと異なる事が無い様に、申請通りに工事をしてもらいましょう。

STEP
5

生垣設置完了の報告・助成金請求

生垣が設置された様子の写真、完了届等を提出します。
また、助成金の交付を請求する書類も出す場合もあります。

これらを提出の上、問題が無ければ交付金が指定口座へ振り込まれる事となります。

STEP
6

自治体への相談時にも、申請から交付までの流れを教えてくれる筈ですので、各自治体の方式に従って進めていきましょう。

生垣の施工例:最新5件ピックアップ

それでは最後に、私による生垣の施工例を一部ご紹介させていただきます。

施工例のご紹介ページへ移動する事となりますが、幾つかの例をご参考戴けますと幸いです。

生垣の施工例一覧ページはこちら

上のピックアップを含む、生垣の施工例一覧ページはこちらからご覧いただけます。

お好みの生垣に近いものがございますと幸いです。

植木による生垣の施工例

生垣とは異なる他の目隠し対策はこちら

このページでは生垣についてご説明をしてまいりましたが、その他の目隠し方法としては以下もございます。

樹脂フェンス

樹脂製フェンスの魅力に迫りつつ、実際に目隠し対策として取り入れる事によって得られるメリットや、樹脂フェンスで解決できるお悩みをご紹介しています。 構造やカラーラインナップ、施工実例も併せてご覧いただけます。 おしゃれな樹脂フェンスで目隠しのお悩みを解決    

ハードウッドフェンス

頑丈で高耐久な木材を使ったハードウッドフェンス。 こちらのページではウッドフェンスの特徴やメリット、施工風景を始め、施工実例もご覧いただく事が出来ます。 優しい風合いの目隠しフェンスをご希望の方は是非ご参考下さい。 目隠しウッドフェンスでナチュラル感を    

人工竹垣

設置と同時に和の風情が溢れる人工竹垣。 垣根本来の魅力を受け継いだ優れた目隠しフェンスとして、あらゆるシーンで用いられています。 人工竹垣のメリットや特徴、種類ごとの施工実例もご覧いただけますので、和風の目隠しをご検討中の方は是非ご覧下さいませ。 人工竹垣で和風の目隠しを    

庭木による目隠し

庭木の植栽による目隠しは、フェンスや垣根よりも手軽に行える目隠し対策としておすすめな方法です。 しかしその手軽さゆえに注意しなくてはならない事もあります。 こちらのページでは庭木による目隠し対策のメリットから具体的な植栽方法、目隠し用としておすすめが出来る庭木を30種類ご紹介しております。 植物で自然な視線対策-目隠しや生垣向きの庭木30種類

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