庭づくりのデザイン~施工を行っております、新美園:新美雅之です。

お庭をみるみる占拠してしまう雑草の生育力に困ってしまう方は多いのではないかと思います。

雑草の成長期は春から夏であり、特に普段歩かない地面や放置されたお庭では特に雑草が強く育ちます。

この為草むしり・除草作業は暑い季節に行う事となりますので負担も大きく、雑草はすぐに再発生をしてしまいます。

庭を侵食する雑草

庭を侵食する雑草

新美園では雑草対策の施工そのものを承ります他、雑草の抑制を意識した庭づくりも多く行っております。

元は雑草対策のご相談をいただき、その対策部分を如何に綺麗に見せるかを考える過程で、改めてのお庭づくりへ繋がる事もあります。

ここではデザイン・機能性を取り入れる雑草対策方法の他、対策として使いやすい材料のご紹介等をさせていただきます。

雑草対策とは?

一般的に雑草対策とは、雑草の発生自体を防ぐ為に土面へ何らかの資材を覆い被せる事を指します。

これは雑草の発生が必ず日光を必要とする為、土に陽が当たる事を防ぐのが第一目的となるからです。

土面を覆う簡易的な素材としては防草シートが代表的であり、さらに強い対策を行う場合には平板等のアプローチ材を敷き込む、あるいは土面自体をコンクリートで固めてしまう対策方法もあります。

これらの雑草対策を出来るだけ美しい景観に見せながら、庭づくりと同時進行させる事で、雑草に悩まないお庭へリフォームする事も可能です。

 

お住まいで雑草対策を行う主な場所

雑草対策の施工と申しましても、施工はお庭だけとは限りません。
弊社では主にこの様な場所へ施工を行っております。

お住まい周囲(裏手)の通路

裏手通路への雑草対策

裏手通路への雑草対策

室外機や給湯器など、住宅設備が集約される裏手通路は普段歩く事が少ない為、僅かな雑草の種も発芽しやすい傾向があります。
加えてこの様な場所は狭くて蚊や蜘蛛の巣が多く、除草作業がしにくい場所でもあります。
お住まい外周通路への雑草対策は、防草シートと砂利(又は砕石)敷きの組み合わせが最もおすすめとなります。

 

駐車場周りや伸縮目地等

駐車スペース周りに施工した雑草対策

駐車スペース周りに施工した雑草対策

駐車スペースもお庭と同様に、人が歩く機会が少なく雑草が発生しやすい環境と言えます。
近年では日当たりの良い場所に駐車場があるケースも多く、これが雑草の増加を手助けしてしまいます。

普段から車が停まっている場合は日当たりも阻害されますが、車を置かない来客用の駐車場などは雑草が生えやすくなります。

稀に駐車場に芝生を張ってしまうケースが見られますが、日照を必要とする芝生は車の下では生育する事が出来ません。

雑草対策は舗装材や防草シートできちんと行う必要があります。

 

お庭への雑草対策

主庭へ施工した和風の雑草対策

主庭へ施工した和風の雑草対策

景観的にも重要となります、お庭への雑草対策です。

こちらの写真は防草シートと錆砂利敷きをメインとした和風の雑草対策を施工しております。
砂利留めを下草や庭石とする事で趣が加わり、雑草対策だけでなく景観向上も兼ねた仕上がりとなります。

この様にお庭への雑草対策は景観上、デザイン性を取り入れて美しく見せる事が大切で、造園・庭づくりの手法を取り入れて行う事が多いものです。

 

おしゃれな雑草対策方法ならお庭も素敵に

雑草対策はお庭全面に行うだけではなく、デザイン性を考えて「部分的」に施工する事もあります。

部分的に行う雑草対策は形や組み合わせも自由にデザインする事ができ、これはお庭づくりにおいても大切な景観ポイントになり得ます。

雑草対策によってデザイン性を楽しむには、どの様な方法があるのでしょうか。

雑草対策エリアの境界線に模様を付ける

緩やかな模様を付けたライン

緩やかな模様を付けたライン

雑草対策として砂利敷き等を行った際、砂利を止めるラインが必要になります。

そのラインが直線になっていると無機質な印象にも見える事があります。

特に砂利敷きの場合はこの様に境界ラインに曲線模様を付けるだけで、おしゃれに見える雑草対策になります。

 

植栽のエリアと雑草対策エリアを花壇風に分ける

植栽エリアと雑草対策(砕石)エリアを区分け

植栽エリアと雑草対策(砕石)エリアを区分け

砂利敷きやその他マルチング材によって雑草対策を施す際、植栽のエリアだけは残しておきたいものです。

そんな時は植樹に必要最低限なエリアを縁石類で囲んでおき、その周囲へくまなく雑草対策を施工する方法がおすすめです。

縁石を囲めば植栽エリアは花壇の様にも見えますので、庭木は植えておしゃれに見せたい場合に有効です。

 

菜園や花壇を広く作り、雑草対策エリアと分ける

広く作った菜園と、バークチップエリア

広く作った菜園と、バークチップエリア

マルチング(砂利敷きやチップ敷き)による雑草対策は、お庭全面を覆ってしまうと殺風景な景色に見えてしまう事も。

野菜作りや草花が好きな方であれば、この様な大き目の菜園・花壇を施工すると、雑草対策エリアとのバランスが良くなります。

菜園や花壇はお庭の中心付近へ施工する事となりますので、雑草対策を施すのは通路や端部のみで済む様になります。

 

フラットなテラスで雑草を封じ込める

雑草対策としても有効なテラス施工

雑草対策としても有効なテラス施工

テラスは庭の中央に位置する事が多い為、施工をすれば中央付近の雑草対策として有効です。

テラスを構成するのは敷石や平板ですので、ここから雑草が発生する事はまずありません。

また、テラスであれば砂利・チップ等で雑草対策を施した場合よりも格段に歩きやすく、掃除もしやすいのがメリットです。

 

雑草対策の材料それぞれの色合いを組み合わせる

雑草対策の素材を組み合わせてデザイン性を

雑草対策の素材を組み合わせてデザイン性を

雑草対策の素材となる、砂利、バークチップ、テラス(平板)、人工芝、グランドカバー植栽、それぞれの持つ表情とカラーリングを組み合わせれば、デザイン性も豊かなおしゃれな雑草対策が可能となります。

庭づくりは「ゾーニング」という、それぞれのエリアの組み合わせる事が基本となりますが、写真の様に多様な雑草対策を組み合わせる事でも庭のデザインは可能だという事になります。

 

アプローチ(園路)を作って長距離の雑草対策を

狭小地でも有効な雑草対策となる園路

狭小地でも有効な雑草対策となる園路

お庭の面積が小さく一見狭くても、土のままでは雑草が生えてきてしまいます。また、日陰気味の場所は雑草に限らずゼニゴケが蔓延したりします。
この様な細長い形状の場所であれば、景観美を兼ねたアプローチを施工すると有効な雑草対策にもなります。

園路左右の残った箇所のみ、防草シートや砂利敷きの対策をしておけば良いでしょう。

 

おすすめの雑草対策:8つの方法

ここまでは雑草対策の区分けや方法をご紹介してまいりましたが、こちらからはおすすめな8つの雑草対策方法をご紹介します。

手軽な対策方法から本格的な工事を要するものまで様々ですが、雑草対策の規模や必要性に合わせて選ぶのが良いでしょう。

防草シート

防草シートはその名の通り、敷き込む事で雑草の発生を防ぐ為のシートです。

施工に使うのは、編み込みによって作られた柔らかく安価なシートと、厚く頑丈な不織布シートに分けられます。
どちらも施工の際は幅1m~2mのロールを使うのが一般的です。

切り抜き加工性に優れた安価な防草シート

加工性に優れた安価版の防草シート

加工性に優れた安価版の防草シート

軽く薄いこちらの防草シートは、くり抜き加工がしやすくあらゆる場所へぴったりと敷設する事が出来ます。
ただし耐候性(雨や直射日光)が弱い為、シートの上へ何らかのマルチング材を敷き均す事が必須となります。

このタイプの防草シートがむき出しになった仕上げですと、早い段階で劣化するので注意が必要です。

 

肉厚で丈夫な防草シート

ザバーン等の強化防草シート

ザバーン等の強化防草シート

反面、厚手の不織布シートは防草シートのみで雑草対策を行える事を前提に作られており、非常に耐久性が高いです。

新芽が針の様に固い雑草は薄手のシートを突き破って生えてきますが、こちらのシートなら抑制する事が可能になります。
厚みやカラー等で細かなラインナップがあり、必要に応じたシートを選ぶ事が出来ます。

防草シートによる雑草対策の注意点

防草シートは施工性も良く便利な物ですが、シートと建造物の隙間から雑草が生えてしまうという弱点があります。

建物や構造物に沿ってシートを切り込んでいる為に、どうしても雑草の生える隙が生じます。

ここから生えた雑草はよほど容易に抜ける場合以外は「切る」事をお勧めします。

無理に根を引くとシートがめくれ、土がシートの上にこぼれてしまいますので注意が必要です。

シート同士の重ね目からも雑草が生える事がありますが、これらは「防草シート用強化テープ」を貼っておく事で防ぐ事が出来ます

 

砂利やチップ類を敷き詰める

古くからお庭や通路へ砂利を「化粧」として敷き詰める風習はありましたが、近年での砂利敷きの目的は雑草対策が主となってきております。

砂利そのものに雑草抑制効果がある訳ではありませんので、あくまでも上でご紹介の防草シートの上へ仕上げとして敷き詰める事が前提となります。

下地にシートが無いと、砂利がゆっくりと土に沈んでいき、雑草がすぐさま発生する事になります。

砂利には種類が多くあり、この選択によって庭の景観も左右されます。

シックな砂利からおしゃれな砂利まで、雑草対策に併せてコーディネートを楽しんでみましょう。

錆砂利

割れ肌を持つ茶系の錆砂利

割れ肌を持つ茶系の錆砂利

弊社の庭づくりにおいては欠かせない存在であります、錆砂利です。

粒の大きさは8~12mm程の混じりがあり、敷き詰めた際にお互いが噛み合って良く馴染みます。

真っ白の砂利は汚れが目立って眩し過ぎるものですが、白地に僅かに茶色が混じった錆砂利は落ち着いた和風感も感じられます。

割れ肌の小粒砂利は踏み締めで沈みにくく、砂利敷きにしては歩きやすいというメリットがあります。

洋風の化粧砂利

ブラウン系の明るい洋風砂利

ブラウン系の明るい洋風砂利

化粧砂利の代表とも言える、洋風砂利もございます。

割れ肌とは異なる滑らかな質感の玉砂利は、歩くと動きや沈みが発生しやすい特徴があります。

ですのでこちらの様に、歩行をする事の無い植栽エリアなどへの敷き均しに向いており、雑草対策を兼ねてお庭をおしゃれに見せるが出来ます。

トロピカルなパステル系の砂利

リゾート地を思わせる南国調の砂利

リゾート地を思わせる南国調の砂利

こちらの砂利は南国リゾートを思わせる、ホワイトが基調のパステルカラーです。

写真の様に琉球石灰岩と合わせる事でリゾート感を高めていますが、植栽も雰囲気を合わせて選ぶ事で完成度が高くなります。

ホワイト系砂利は水分が速やかに乾く日向へレイアウトする事が必要で、日陰ですと黒ずみや変色、苔の発生が起こりやすくなります。

雑草対策として使用する際は注意が必要です。

シックなカラーの割砂利

ナチュラル感も感じるシックな割砂利

ナチュラル感も感じるシックな割砂利

下草類の色を際立たせたい時や、砂利敷き自体を目立たせなくしたい際におすすめなのが、シックな割砂利敷きです。

砂利自体が目立たなくなりますので、周囲の資材の存在感を増す事が出来ます。

粒が大きめの為に砂利の上は歩きにくくなりますので、写真の様にアプローチ左右への補助的な雑草対策に使うのがおすすめです。

レンガチップ

洋風ナチュラルなレンガチップ

洋風ナチュラルなレンガチップ

砂利とは少々趣が異なりますが、レンガを砕いたリサイクル製品であるレンガチップもあります。

植栽の足下やお住まい外壁沿いへの雑草対策として敷き込めば、どこかナチュラルな雰囲気を感じさせてくれます

防草シートとの組み合わせであれば立派な雑草対策になりますので、アクセントを加えたい場合はおすすめです。

砕石

安価に広範囲をカバーする砕石

安価に広範囲をカバーする砕石

化粧砂利とは異なり石を砕いて大きさ別にふるった砕石は、比較的安価にて広範囲に使用出来ます。

安価とはいえ洗浄・振るいもされて不純物も無く、敷き込んだ際は写真の様に綺麗な仕上がりにする事が可能です。

あまり目にする事の無い裏手通路、お住まい外周への雑草対策時に活躍してくれます。

バークチップ・ウッドチップ

防草シートとバークチップによって仕上げた庭

防草シートとバークチップによって仕上げた庭

防草シートの上にバークチップを敷き込めば、雑草対策もナチュラルに見せる事が出来ます。

ウッドチップですと「ささくれ」が発生し劣化も早く、風で飛散しやすいデメリットがある為、弊社では幹皮で作られたバークチップの方をお勧め致しております。

敷き込んだ感触はとても柔らかく、お子様の遊び場としても向いております。

また、バークチップ敷きはナチュラルな景観になります為、落ち葉の掃除もそれほど入念に行わなくても許容される雰囲気となります。

粒の大きさを選べる柔軟性
飛散しにくい大粒バークチップ

飛散しにくい大粒バークチップ

弊社にてバークチップを敷き詰める際は、場所に応じて粒の大きさを選択する事が出来ます。
大きさは手のひら程の大粒から小粒砂利の様に細かな物まで、5種類よりお選びいただけます。

バークチップ敷きで行いたい対策

バークチップは歩いた際に動きやすく、下地シートの継ぎ目へ入り込んでしまう事があります。
底に敷く防草シートの継ぎ目は強化テープを貼っておき、シートの隙間へのチップ侵入を防ぐ事が必要となります。

 

雑草対策としての芝生

除草以上のメンテナンスが必要な芝生

除草以上のメンテナンスが必要な芝生

雑草対策のご相談時に、芝生での雑草抑制にご要望を戴く事がありますが、芝生で雑草を防げる様にするには、芝生そのものを非常に良好な状態まで生育させ、それを維持し続ける必要があります。

雑草を単純に抑制できる材料としては当てはまりませんので、注意が必要です。

除草作業以上のメンテナンスが必要

芝生を良好な状態にするには、除草作業を遥かに上回るメンテナンスが必要となります。

環境(陽当たり・風通し)が最適な場所が条件となるうえ、伸びない様に頻繁な芝刈り、肥料、散水、土の漉き込みなど、年間を通して様々なメンテナンスが必要です。

この管理作業がお好きな方が芝生を綺麗に維持し、その結果雑草が抑制されるというニュアンスが正しいかと思います。

 

人工芝で雑草を防ぐ

雑草の抑止も期待出来る人工芝

雑草の抑止も期待出来る人工芝

メンテナンスのいらない芝生景観を作る為に開発された人工芝は、雑草対策の材料としても注目されてきています。

耐候性に優れた作りであることから、雑草を抑制する程の丈夫さを兼ね備えている為です。

ですがメーカーによりましては底部へ防草シートを敷く事を推奨しております。

草丈やカラーも選択が可能

ラインナップも豊富な人工芝

ラインナップも豊富な人工芝

人工芝は草丈の長さはもちろん、枯草の有無なども選ぶ事が出来ますので、雑草対策と共に大きな景観向上が見込めます。

庭づくりの一環として是非取り入れてみたい雑草対策方法と言えます。

地面のへこみに要注意

山砂下地に敷設した人工芝

山砂下地に敷設した人工芝

人工芝は綺麗に刈り揃えられた見た目をしておりますので、でこぼことした地面にそのまま敷くと景観が非常に悪くなります。

また、綺麗に整えたとしても柔らかい地盤ですと、後に地面がへこんでしまい人工芝も下がってしまい、これは一度人工芝を剥がさなければ処置が出来なくなります。

下地の整地と強化

人工芝の施工方法は用途(景観用・競技用)にも左右され、施工業者様によりましても様々であるのが実状です。

ですので業者様によって施工費も自然とばらつきがありますが、これは商品のみならず施工方法も異なる為です。

転圧した砕石地盤

転圧した砕石地盤

施工方法の違いの多くは下地作りにあります。
特に頑丈で水捌けも良い下地を作る場合は、人工芝の箇所へ砕石を敷き、地盤の転圧を行って強化します。

反対にあくまでも防草・景観用として人工芝を敷く場合は、安価な山砂下地で施工をする事とします。

 

固まる土(透水性舗装材)

固まる土、呼び名で知られる簡易性舗装材は、水捌けも良く雑草の抑制には一定の効果を発揮します。

粉状の資材を敷き均してから水分で硬化させる為、防草シートが施工しにくい入り組んだ場所や複雑な箇所への施工に適しています。

経年劣化を想定して施工

実は和風の庭向きな「固まる土」

実は和風の庭向きな「固まる土」

この舗装材は施工直後は美しい景観を見せてくれますが、経年による黒ずみやひび割れが起こり得ます。

こうなりました際は和風の庭との相性が良く、いわゆる「たたき土間」の様に仕上げられた雰囲気になっていきます。

雑草対策として施工する際は、劣化した姿を想定しておく事が大切です。

狭い場所で効果を発揮する雑草抑制効果

入り組んだ場所の雑草対策に活躍

入り組んだ場所の雑草対策に活躍

防草シートが施工しにくいこの様な場所も、固まる土なら確実な雑草対策となります。
防草シートと異なり既存物との隙間が出来にくく、隙間からの発生が大いに抑制されます。

 

グランドカバーの植栽で雑草を防ぐ

雑草を抑制する為に、植栽で地面を覆う方法もあります。

一般的にグランドカバーという扱いになる植栽ですが、中でも雑草抑止効果が高いのは、コニファー類やツル性植物が挙げられます。

地面を隙間なく覆わせる事で日光を遮断し、雑草の種が落ちる事も防ぐ事から、雑草対策の一つとして活用したい方法です。

低木コニファー

コニファーと低木によるグランドカバー

コニファーと低木によるグランドカバー

コニファー類は乾燥に強い種類が多く、つい散水を怠りがちな場所でも剛健に育ちます。

この特性は雑草対策として優れている要因でもあり、道路側の目立つ箇所へも効果を発揮します。

寄せ植えを施したコニファーにおいては最長で1年に1度の刈り込み剪定で維持が出来る為、彩り豊かな雑草対策としておすすめ出来ます。

ツル性植物を放任させて地面を覆う

庭一面に生育して地面を覆うアイビー

庭一面に生育して地面を覆うアイビー

アイビーに代表されるツル植物は生育力もあり剛健な為、放任すればすぐに地面全体を覆う様になります。

そうなりますと地表面に光が届かなくなって雑草の生育が抑えられますが、他の植物も容赦なく覆ってしまうので混ぜ植えには向きません。

その他雑草を抑制するツル植物には、ツルニチニチソウやカヅラ類、ワイヤープランツ等が挙げられます。

 

コンクリート打ち

土面をコンクリートへ変える対策

土面をコンクリートへ変える対策

土面へ遮光を施すのとは異なり、土面そのものをコンクリートに変えてしまう対策方法もあります。

これはお住まい裏や通路へ行うのが一般的であり、これを行うには既存の土を削り取ってからコンクリートを敷き詰める事になります。

この土面の鋤取りとコンクリート搬入が費用の大半を占め、手軽な工事とはいかない規模となります。

しかし雑草抑制としては最も強い効果を得られますので、必要な際は候補に挙げたい方法と言えます。

コンクリートはすぐさま水分が染み込む事はありませんので、水が一方向に流れていく「水勾配」という傾斜を付ける事が必須で、端部のみ水逃げの空間を作っておく事も有効です。

 

平板や敷石等のペイピング材

敷石や平板は、ご存知の通り石やコンクリートで作られた板状の素材であり、これらを地面に敷き詰めればまず雑草が生えてくることはありません。

ただし、板材同士の隙間となる「目地」部分については、モルタルや舗装材などで固めておく事が必要です。
庭づくりと並行して行える為、おしゃれに美しく見せる雑草対策と言えます。

御影敷石

重量感のある御影敷石

重量感のある御影敷石

御影敷石には主に「白」「錆」「黒」「桜」と呼ばれ4色の物が流通しており、和庭では白と錆が多く使われます。
園路やテラス等に幅広く対応でき、複数枚を敷き込めば上品な雑草対策となります。

洋風平板

しっかりと敷き詰めた洋風平板

しっかりと敷き詰めた洋風平板

洋風平板はコンクリートで作られた石調仕上げのペイピング材で、大判な物から小さな物までラインナップが多いのが特徴です。

下地を強固に作って敷き込めば、広範囲の雑草を抑制する事が出来ます。

コンクリート枕木

コンクリート枕木を頑丈に設置

コンクリート枕木を頑丈に設置

雑草対策としてテラスを作る事はございますが、こちらのコンクリート枕木は園路・アプローチを作る事に向いています。

下地にもコンクリートを使用して据え付ける為、ナチュラルな見た目ながらも頑丈な仕上がりとなり、雑草の発生を阻止します。

ですがコンクリート枕木は資材同士の隙間を目地で固める事が少ない為、稀にこの間から発芽による雑草が顔を出す事があります。

芝生の庭等では隙間に芝生が入り込まない様に、目立たない目地処置をする様にしております。

 

雑草対策施工のご依頼は随時承っております

雑草対策をおしゃれに行う方法と材料についてご紹介をさせていただきましたが、如何でしたでしょうか。

雑草対策のご依頼はお住まい外周通路から駐車場を始め、庭づくりと合わせるケースまで様々に戴いておりますので、ご依頼を検討されるお客様は、弊社による雑草対策の施工事例一覧もご参考いただければと思います。

ご依頼につきましてはお問い合わせ方法をご参考の上、お声掛けを戴ければと思います。

 

執筆者:新美雅之(新美園HP作成・作庭者)

執筆者:新美雅之庭木や庭デザインについて、作庭者の経験を活かして現実的に解説をするコンテンツを目指し、日々執筆しています。
>>>プロフィール・コンセプト