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造園、植栽、千葉県・東京都の庭施工、坪庭・垣根施工。千葉県市川市の「住まいの造園施工専門会社」です。

ヒメシャラ

ヒメシャラはツバキ科・ナツツバキ属の落葉樹であり、近年は住宅のお庭にもよく植えられる様になりました。
一昔前ですとシャラノキがよく見られましたが、より繊細でやや生育しやすいヒメシャラに人気が高まっております。

爽やかなヒメシャラの枝葉

爽やかなヒメシャラの枝葉

雑木といえば野趣溢れる幹や逞しさを連想させますが、ヒメシャラは幹や枝も細く繊細で、高原に近い雰囲気を醸し出します。

雑木の庭はもちろん、使い様によっては和風デザインのお庭へも植栽をする事がございます。

 

白く小さなヒメシャラの花

白く小さなヒメシャラの花

6~7月、シャラノキと同じく梅雨時期に咲くヒメシャラの花。ナツツバキ属であるだけにツバキとよく似た形状の花ですが、繊細な枝にたくさんの花を付ける為、枝垂れ枝に咲く様がとても美しい景観になります。
ですが花の散りが早く、そこがまた可憐な印象を感じさせます。

 

ヒメシャラも環境によりオレンジ~真紅まで、秋の色付きを見せます。

住宅のお庭では年によって色付き方が異なる事もありますが、木が生長して落ち着くと色づきも安定してきます。

ヒメシャラの紅葉

ヒメシャラの紅葉

住宅で紅葉を見せるヒメシャラ。繊細な枝葉もよく見える自然樹形が赤く染まる様はとても美しいです。
夏に強い葉焼け・乾燥を起こさない環境であれば、秋まで健全な葉を保つ事ができ、綺麗な色付きに繋がります。

 

お庭での生育傾向

ヒメシャラはシャラと異なり枝を上へ伸ばすという解釈をされる事もありますが、経験上やはり横方向へ伸びる傾向はあります。
斜め上へ伸びた枝も、枝が細い為にしなって下を向き始め、やがて枝垂れていくといった樹形が多く見られます。

伸びた枝が枝垂れ状に見えるヒメシャラ

伸びた枝が枝垂れ状に見えるヒメシャラ

反面、全く枝垂れず真上へ向かっていく枝は徒長枝である事が多く、これは太くなる前に外しておくことをお勧めします。
枝が太くなってからの剪定は切り口の直径も大きくなり、保護剤の塗布が必須となります。

健康に生育を続けるヒメシャラは幹の皮が自然に薄くむけ続け、環境が適合したヒメシャラは幹が美しい赤茶色になります。
ヒメシャラ林などを見にいきますと、大きさ以前に幹の色に驚かれる方も少なくありません。

よく言われる様に剪定自体をあまり好まない植木ですので、植栽の際は雑木類としてのびのびさせてあげられる場所を選びましょう。

 

お勧めの植栽方法

ヒメシャラは繊細で優しい印象を与える為、お住まいのシンボルツリーとして植栽する事もありますが、夏場の直射日光が当たり続ける場所は避けなければなりません。
玄関横に元気に大きく育ったヒメシャラを見かける事がありますが、大抵は北~東向きの壁沿いなどに位置しております。
南主庭で植栽をする場合は他種の雑木類を周囲に植えて日光を軽減するなどの工夫が必要となります。

雑木林に見立てたヒメシャラの植栽

雑木林に見立てたヒメシャラの植栽

ヒメシャラは単体植えだけではなく、標高が高めの雑木林の様な風景を作る植栽も有効です。
上の様にヤマボウシなどの雑木類と共に植栽をする事で、他の常緑樹では演出しにくい清涼感を出す事が出来ます。

ヒメシャラ越しに眺めるナチュラルガーデン

ヒメシャラ越しに眺めるナチュラルガーデン

ヒメシャラは枝葉が細かい為、よほど枝が混んでない限りは木の向こうまで透けて見えます。
この景観を活かせばヒメシャラ越しにお庭を眺める景色を作ることができ、遠近法を活かした奥深いお庭をデザインできます。

 

下の施工例ではヒメシャラを芝生の中へ植栽し、高原の様な雰囲気を取り入れております。
ヒメシャラの足下に直射日光が当たらない様、芝生を張ったり低木類でカバーする事をお勧めします。
広々とした芝生空間にナチュラル花壇を-夷隅郡S様邸
広々とした芝生空間にナチュラル花壇を-夷隅郡S様邸

 

お庭での剪定・メンテナンス

ヒメシャラを植栽する際はまず自由にある程度伸ばせる事を想定してある筈ですので、基本的にはローメンテナンスな植木と言えます。

健康に根付いて伸びも強まってきたあたりで、小枝に上から重なってくる様な枝を元から取り除く剪定を行います。
剪定の際は、枝先にはほとんど触れる事はありません。
背の高さも急に下げる事は避け、枝を「外す」という意識で少しずつ行っていく事が大切です。

剪定は、重なり合う枝が無くすという目的で行い、整形などは考えない様にすると良いでしょう。

枝透かしのみで整えるヒメシャラ剪定

枝透かしのみで整えるヒメシャラ剪定

こちらのヒメシャラは幅や高さを切り詰める事はせずに更新のみを行い、各所の枝分かれ数を2~3又まで減らす様にする枝透かしによって仕上げられています。
同時に内側へ絡んでいく事が予想される枝も元から取り払う事で、切り痕の目立たない自然な木に見せる事が出来ます。

ヒメシャラは健康に育っていても、内側や下部の小枝を多く枯らします。
冬季ですと生きている枝との区別がつきにくい為、素手で触れて軽い力で取れてしまう枝は枯れ枝として処分します。

ヒメシャラは毛虫(イラガ)が付く事があるのが要注意ですが、周囲にある植木によってはチャドクガが発生する事があります。
チャドクガはツバキに来るもの、と固定されがちですが、シャラノキとヒメシャラは発生してしまう場合がありますので注意が必要となります。
発生歴のあるヒメシャラは環境上毎年繰り返し発生する可能性が高い為、一度チャドクガが発生したヒメシャラは翌年から予防目的の農薬散布を行う事をお勧め致します。

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