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シマトネリコ

シマトネリコはモクセイ科・トネリコ属の常緑樹で、主に洋風ガーデンやシンボルツリーとして植栽を致します。

日当たりを非常に好み、夏の直射日光下でも問題なく育つ為、暑すぎて植物選びに困った際は頼りになる植木です。

シマトネリコの葉

規則的に小さな葉が並ぶ姿、植え付け時の柔らかな枝や幹は爽やかな印象を受けますが、とてつもない生育力を想定し、何よりも植栽場所は計画的に決める事が重要です。

余裕を持った場所で生長させる事が、この植木の威力を維持させる方法となります。

 

お庭での生育傾向

先述の成長力が最も大きな課題となる植木です。
小さなものが観葉植物としても流通しておりますが、その様な鉢植えの場合は特に問題はありません。

庭への地植えをした際はとにかく上へ上へと背を伸ばし、放任致しますと4~5mの木となるのに時間は掛かりません。
剪定維持を前提にした場合でも3m前後を想定しませんと、強い切り戻しを繰り返す事となります。

シマトネリコの樹姿

日当たりが少しでも不十分な場所へ植栽しますと下枝をどんどん枯らし、日光を求めて上へ伸びる速度が速くなります。
同時に背の高さを支える幹も太くなり、当初の柔らかな姿とは一変してしまいます。

建物脇、狭い場所などへ植栽した場合は上記の理由も含めて成長速度が増す傾向があり、幹も曲がって育つ事を想定しておく事が大切です。

 

お勧めの植栽方法

日当たりの良い、周囲に遮る物が無い場所への単体植栽が最もお勧めとなります。
シンボルツリーとしても活躍しますが、本来であれば庭の中心で主役となる様な植栽が望ましくあります。

目隠しとしての植栽は、始めの内は目隠し効果を備えますが生育に連れて下枝が少なくなっていき、肝心な目隠し部分は幹だけとなってしまう傾向があります。
目隠しの場合は刈り込み剪定でも維持出来る様な植木を選んでおきましょう。

シマトネリコは地植えでの成長力に困る反面、この様にプランターで観葉植物的な扱いをする事には向いています。

マンションエントランスへ夜間も美しいプランター植栽を-足立区マンション
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ですがこの場合、背が高く枝葉の重量が原因で転倒する事を考え、強風が吹き付けない場所に設置するか、プランター自体を大型で重い物にしておく工夫が必要となります。

こちらのバルコニーでは左右がウッドフェンスで囲まれており、強風が吹かない事を前提にプランター植えのシマトネリコをセットしております。

デッキバルコニーに設置されたプランターへ緑濃い植木の植栽を-葛飾区A様邸
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お庭での剪定・メンテナンス

シマトネリコはその剛健さゆえに病虫害にかかりにくく、年間を通じて逞しい印象があります。

ですのでお庭での維持管理は生育的な剪定メンテナンスに集約されてまいります。

まずはシマトネリコを小さく維持する事は諦め、せめて2.5m~の樹姿を想定します。
シマトネリコの樹形は、幹から枝へというよりも幹自体で構成されている事がほとんどで、この幹をいかに太らせないかにかかってきます。

剪定の手法としては、
必要最低限の本数の幹にする(幹がしっかり見える程度)
背丈を切り詰める際は木が硬く見えない高さまでは妥協して設定する
という様になります。

背が高くなりすぎて困ったというケースに多くお伺いを致しますが、背丈を低くする事を優先に剪定をしますとあっという間に元の姿へ戻ってしまいます。

なるべく詰めず出来るだけ柔らかにする、剪定の本来の心得が必要な植木でもあります。

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