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オリーブ

オリーブ

オリーブはモクセイ科・オリーブ属の常緑高木で、洋風庭木の代表種として知られています。

その実から得られるオリーブオイルは身近な存在であり、栽培地ではオリーブ茶を始め多くの製品が作られています。

オリーブの木の品種は非常に多く、その樹形や生育傾向も品種によってかなり異なる印象を受けます。

グレー~ブルー掛かった幹と光沢がありシャープな形状の葉が特徴的で、現代的な住宅でありますと、あらゆるお住まいにマッチする洋風樹木です。

オリーブの基本データ

・科名と属名 モクセイ科・オリーブ属

・学名 Olea europaea

・常緑広葉樹 高木

・原産地 小アジア 地中海東部沿岸

・主な植栽用途 シンボルツリー プランター・鉢植え 洋風庭木の代表種

オリーブは古代ギリシャより慈愛・平和・自由の象徴とされており、現在のギリシャでも国花になっています。

スポーツ大会で与えられる冠は月桂冠と呼ばれていますが、実際はオリーブの冠です。
スポーツの大会ではオリーブ冠を、文化称号においては月桂冠を与えるのが正しいそうです。

 

オリーブの歴史と伝来

オリーブが栽培され始めたのは5000年以上前のシリアやトルコと言われており、オリーブの木は地中海沿岸やアフリカの北岸で自生していた野生種でした。

その後、航海技術や通商活動に長けていたフェニキア人によって広がっていったとされています。

オリーブと言えばギリシャを思い浮かべられますが、ここへ伝わったのは紀元前700年頃になってからであり、現在の主要栽培地となっているイタリア半島へ渡来したのは紀元前370年頃まで時間を要しています。

神聖な木として扱われたオリーブ

神聖な木として崇拝されてきたオリーブ

神聖な木として崇拝されてきたオリーブ

オリーブは伝来した各地で神聖な木として文化に馴染んでおり、様々な神話上でも登場します。

「神聖な木」や「栄養を持つ木」として崇拝を受けてきた、非常に長い歴史を持ちます。

日本への伝来

日本には安土桃山時代、日本を訪れたポルトガル人の神父によって持ち込まれたとされ、当時は薬用としての存在であったそうです。

その後の鎖国を経て再びオリーブが持ち込まれる様になったのは幕末~明治であり、苗木を導入して神戸等で栽培されました。

栽培の歴史を現在も引き継ぐ小豆島

その後明治40年以降、三重県や香川県、鹿児島県でオリーブの栽培研究がされ、その結果香川県小豆島での栽培が順調な生育を見せた事から、今でも小豆島は日本のオリーブ主要栽培地として有名です。

オリーブの原木:香川県小豆島

現在の小豆島では多くの栽培農園があり、観光農園として一般開放して下さっている農園もあります。

様々なオリーブ製品の研究・開発・販売がされており、小豆島オリーブ園さんは開園100周年を迎える程の歴史があります。

 

オリーブの楽しみ方は様々

オリーブは実の栽培のみならず、観賞目的としても優れた庭木です。
洋風陽樹の代表格として取り扱われており、その樹姿は他に類を見ない魅力と言えます。

オリーブが持つシャープで涼し気な雰囲気を出す葉も個性的であり、伸びた枝葉が優雅に枝垂れる様も大変美しいと思います。

地中海を思わせる姿を楽しむ

庭木としてのオリーブ

庭木としてのオリーブ

洋風らしさを感じる庭木は数多くありますが、海風を感じさせる様な雰囲気を持つ庭木はそう多くありません。
海を感じさせるといっても南国調の様な雰囲気とはまた異なり、オリーブは地中海沿岸を連想させてくれる数少ない庭木であると思います。

実や装飾を楽しむ

オリーブの実や装飾を楽しむ

オリーブの実や装飾を楽しむ

オリーブの魅力は樹姿だけではなく、誰もが知る優れた実の他、枝を装飾とする楽しみ方もあります。

実はオリーブオイル絞りにチャレンジしたり、ピクルスやマリネ等の調理、オリーブ茶作りも楽しめます。
また、剪定をした枝も美しい為、装飾としてアレンジメントを楽しまれるのも良いのではないでしょうか。

 

オリーブの特徴

それではここからは、庭木・植物としてのオリーブをご紹介致します。

オリーブの品種は非常に多く存在しますが、こちらではあくまでもオリーブの平均的な特徴として解説をしてまいります。

オリーブの葉

オリーブの最大の特徴は、やはりシャープで美しい葉でしょうか。

品種によって葉先の尖り具合は異なりますが、品種に関わらず葉は共通した雰囲気となります。

オリーブの葉

オリーブの葉

葉は細長く先が尖っており、革質で光沢を持ちます。

葉の表面は濃緑色ですが、裏面は白に近い色で、この表裏の色差が美しさの一要因となっています。

風に揺れた時には表裏の色合いが美しく輝いて様に見える為、なんとも美しい姿を見せてくれます。

洋風庭木であるフェイジョアも葉の表裏の色差がありますが、オリーブの様に葉が風で揺らぐ事はありません。

 

オリーブの幹

オリーブの幹は成長すると力強い太さとなり、重い枝葉をしっかり支える木となります。

しっかりとしたオリーブの幹

しっかりとしたオリーブの幹

華美な印象は無いオリーブの幹はシラカシとも似ております。

剪定を繰り返し行っている内に太くなり、樹高が低くても立派な幹になる事もあります。

樹齢の長いオリーブは幹にうねりや瘤が生じ、大木が持つ独特の雰囲気を感じさせます。

 

オリーブの花

オリーブの花

オリーブの花:開花期5~7月

オリーブの花は小さく可憐で、5~7月に房状の形態で枝先に咲きます。
モクセイ科という事で、よく見るとモクセイの花にもよく似ています。

花を鑑賞する為にオリーブを植えるケースは少ないですが、芳香もあり美しい花もまた魅力があります。

オリーブの花は花粉量も多く、風媒によって受粉が行われます。
実を栽培する場合は、他品種同士の花粉によって授粉させるようにします。

 

オリーブの実

オリーブが持つ最も大きな魅力は、やはり実でありますでしょうか。

オリーブの実:品種により大きさも数も異なる

オリーブの実:品種により大きさも数も異なる

実の性質はオリーブの品種によって数も大きさも異なり、実の使い道や栽培の仕方によって品種を選ぶのが基本となります。

しかしオリーブが実を付けるには、下記の様に他品種との組み合わせが必要となります。

オリーブの実を目的とする際の注意点

実の収穫を目的とする場合、自家不結実性であるオリーブは2種以上の品種を同時に育てる事が必要です。
1種類植えでも実が成るとされる自家結実性品種も存在しますが、やはり他品種と合わせた栽培が現実的です。

実の使い道としてはオリーブオイルを搾取する他、実を加工・調理したりする等、多岐に渡ります。

実際にどの様な種類・品種があるのか、下記で簡単にご紹介を致します。

 

庭木用・実の栽培用として使いやすいオリーブの品種

オリーブの品種数は数百種類以上も存在すると言われており、日本国内では60~種類が存在・栽培されているそうです。

様々な品種のオリーブが育つ小豆島

様々な品種のオリーブが育つ小豆島

しかし身近に庭木や趣味の栽培として適した種類はそう多くはありませんので、迷われる事も無いかと思います。

それでは代表的なオリーブの種類、品種を見てまいりましょう。

庭木としてもおすすめな品種

実の栽培を目的とせず、あくまでも庭木として植栽する場合もおすすめ出来るオリーブの品種です。

シプレッシーノ

庭木として扱う事が最も多い品種であると思います。
枝が直立して伸びる為、横幅が広くなり過ぎずに育ちます。
実は艶があり小粒であるのが特徴です。

ミッション

上のシプレッシーノと同じく直立した樹形を作る品種で、庭木として植栽する事もあります。
実は丸い形であるのが特徴で、中粒サイズといった所でしょうか。
有名な栽培地である小豆島へ最初にやってきた品種であるそうです。

ルッカ

成長力があり、横方向へ広がっていく品種です。
風格のある大木の雰囲気を持つ樹形になりやすく、実成りよりも成長を優先する傾向があるそうです。
横幅の広い美しい樹形を楽しむためにも、広いお庭の中心への植栽が望ましくあります。

実を楽しむのにおすすめな品種

プランター栽培や鉢植えで実を育ててみたい。
そんな場合におすすめな品種です。

マンザニロ

果実を加工する為に開発された品種で、スペインが原産です。
柔らかく大きめの実を食する事を目的とされた品種である為、オリーブオイル用としては不向きであるとされています。
実成りも安定する他、鉢植えでも生育しやすい品種であるそうです。

アルベキーナ

鉢植えサイズの小さな木でも鈴なりに実を付ける品種で、木も大きくなりにくい特徴があります。
実は小さく丸型であり、実を食すよりもオリーブ油を得るための品種という位置付けとなります。

 

オリーブの成長と適応環境

特に地植えをされたオリーブは強い成長力を持ち、植え付け当初とは姿が異なってくる事を想定しておく必要があります。

オリーブの葉

予め大きなサイズのオリーブを植えた場合はいくらか大人しいのですが、小さな木ほど成長は早く、無理な丈詰めは木を一気に太らせる事につながります。

また、樹高や幅を詰める為に枝途中でカットをしてしまいますと、切り口からすぐさま強い勢いで枝が発生します。
柔らかいオリーブのイメージを損なわない為にも、後述の剪定方法をご参考下さい。

枝が伸びた姿を大切にする

オリーブはどちらかと申しますと枝が伸びてしまった状態、の方が不思議と美しく見えます。
真っ直ぐにすらっと伸びた枝に、表裏が異色の葉が美しく煌く様に見えるからではないでしょうか。

可能であれば、他の植木であれば外してしまう様な徒長枝を景観として活かしたいところではありますが実際は難しい為、やはり植え付け時に余裕を持った場所を選ぶ事が大切と言えます。

一日中陽射しを受ける場所へ植栽する

オリーブは典型的な陽樹であり、頭頂部から足下に至るまで万遍なく日光が当たる環境が必要です。

美しい葉のツヤや花・実の為にも日向である事は必須であり、尚且つある程度自由に成長させられる広い場所がベストと言えます。

オリーブを日陰へ植えてしまうと葉数は減り、葉の色は黄色掛かってしまい、下半分の枝はみるみる内に枯れてしまいます。

水捌けが非常に良い土壌が必要

オリーブは乾燥に強いという面がありますが、これは逆に水はけの良い場所でないとうまく育たないといった意味合いにも取れます。

芝生とオリーブが状態良く共存するケースが多いのですが、これは双方ともに日光と水捌けが最重要な植物である為です。

芝生は水捌けを良くする為に砂質土を使った上に勾配(傾斜)を付ける事もあります。
オリーブも同様に、やや浅めに植え付けを行い、傾斜によって周囲の土面より上がった状態で仕上げる事も有効です。

オリーブを植える場所の注意点

オリーブを植栽する場合、成長力の点を考えまして、
■玄関(歩行部分が近い場合)
■駐車場(お車の傍)
■道路際(隣地境界付近を含む)
などへの植栽はお勧めしておりません。

伸びたら切る、という処置は枝や幹をどんどん太らせ、最終的には背の低い大木という形となります。
こうなってしまったオリーブをやむなく撤去、といった作業もしばしば行っております。

「剪定によって適切な大きさを維持する」といった事もよく聞きますが、これが可能な木とそうでない木は明確に存在します。

まずは植栽計画として場所の取り決めは入念に行い、オリーブの様な木は特に環境へ配慮したいものです。

オリーブは防風対策が必要

オリーブはシマトネリコと同様に枝葉の重量があります。
しかしそれに対し根は浅くてもろい為、強く根付くまでは強風によって倒木が起こりやすい庭木と言えます。

これはホンコンエンシスとも似ている傾向であり、樹高に応じた風止め処置が必要となります。

 

オリーブをシンボルツリーに

オリーブは自由に枝が伸びた樹形が美しい事から、単独植えとなるシンボルツリーにおすすめ出来る庭木です。

オリーブをシンボルツリーに選ぶメリット

・洋風で爽やかな雰囲気を演出できる

・広い場所であればオリーブ1本で仕上がる存在感

・工夫すれば実も楽しめる可能性も

芝生ガーデンのシンボルツリーとして

芝生ガーデンのシンボルツリーとして

オリーブは剪定方法によって様々な樹形に仕立てる事が出来ますので、重厚感を感じさせたり、逆に軽やかなシンボルツリーに仕上げる事も可能です。

どちらと致しましても、オリーブをシンボルツリーにする場合はある程度自由に枝を伸ばしてあげられる様な広い場所が必要です。

モダン建築とのマッチング

モダン建築とのマッチング

洋風に限らず、オリーブであればナチュラル・モダン系のお住まいにも不思議とマッチします。

シンボルツリーとモダン建築のマッチングは非常に美しく、オリーブの葉は黒色との相性も抜群です。

シャープでいてナチュラル感も感じられる庭木は貴重であり、これがオリーブがシンボルツリーとして人気である理由でもあります。

大きく出来ない場所へ植える場合

シンボルツリーとしてのオリーブ

シンボルツリーとしてのオリーブ

場合によってはこちらの様に、広い場所ではない環境へシンボルツリーとして植栽する事もありますが、この場合は年に一度の枝整理が必要となります。

小さく留める為のカットを繰り返すだけですと、すぐにオリーブとは解らない様な姿になってしまいますので注意しましょう。

洋風で自然な雰囲気作りを検討される方へ、オリーブは是非おすすめしたいシンボルツリーです。

 

洋風の雰囲気作りや目隠しにも

オリーブ2本を並べて植栽

オリーブ2本を並べて植栽

こちらではフェンスよりもさらに高い位置を将来的に目隠しする為に、2本のオリーブを植栽しております。形の似た美しい2本を同時に入荷してお納めをしており、生育によって近接をしても違和感の無い洋風目隠しとなり、これからが楽しみなオリーブと言えます。

店先へ植栽したオリーブ

店先へ植栽したオリーブ

ハーブ専門店の店先へ植栽したオリーブです。

オリーブは1本を植えるだけでお店の雰囲気づくりとして活躍します。

自然素材や植物に関するお店の他、美容院等の店先への植栽が人気です。

 

オリーブにおすすめなプランター植栽・鉢植え

オリーブは夏場の直射日光にも耐える強さはもちろん、砂質土壌・乾燥状態にも適応する特性があります。
この為、乾燥に強い植物向けであるプランター植栽に用いられる事が多くございます。

乾燥に強い性質を活かしたプランター植え

乾燥に強い性質を活かしたプランター植え

オリーブは乾燥気味の状態がやや続いても直ちに木が傷む事はございませんので、プランター植えで店先を飾る事もあります。
こちらの様に白壁やアイアンフェンスとの組み合わせは大変美しく、洋風のお住まいの施主様には是非取り入れていただきたい一例となります。

シックなプランターで映えるオリーブ

シックなプランターで映えるオリーブ

こちらではシックな石材調の意匠が施されたプランターへオリーブを植栽しています。

先述の様にオリーブはシックな色合いのマテリアルはもちろんアイアンフェンスとの相性も良く、ナチュラルでおしゃれな空間づくりにぴったりな庭木です。

プランターで実を付けたオリーブ

プランターで実ったオリーブ

店先のプランターで実ったオリーブ

オリーブの実は異種同士を近くで生育させる必要があると言われており、愛好家の方は多くの品種を寄せて育てていらっしゃいます。
庭植えで多くの木を管理するには面積も必要で、旺盛な生育上、管理も大変になってしまいます。

この面を踏まえましても、土の容量に余裕のあるプランターでのオリーブ栽培はおすすめです。
異種同士を近くに置き、極度な乾燥が続かない様に散水管理をしてあげましょう。

 

オリーブを使った庭づくりの例

こちらの施工例ではスモールガーデンの主役としてオリーブを植栽しており、やや大きく育てる事も想定しております。
玄関前の三角花壇をお住まいを引き立てる小さな洋庭に-足立区Y様邸
玄関前の三角花壇をお住まいを引き立てる小さな洋庭に-足立区Y様邸

 

こちらの施工例では地植えの植栽に併せてプランターを設置しており、そちらへオリーブを植栽しています。
地植えに加えプランターもレイアウトした目隠し植栽-練馬区I様邸
地植えに加えプランターもレイアウトした目隠し植栽-練馬区I様邸

少々伸びてしまった程度が最も美しく見える事を予め想定いただき、余裕をもった植栽計画に取り入れたいものです。

 

オリーブの剪定・肥料

オリーブが伸びてしまった、というお声をいただいた際は、大体は全体に徒長枝が付いており、猛烈に木が膨らんでしまったかの様な伸び方になっています。

至る所から芽を出すオリーブの萌芽力

至る所から芽を出すオリーブの萌芽力

全体的に徒長枝が発生するのはやむを得ないうえ、肝心なのはこれらの中のどれを活かして柔らかなオリーブに見せるかという剪定を意識します。

「小さく」ではなく「軽く」する為の剪定を

オリーブの場合、高さや幅が広くなるのはある程度寛容していただき、とにかくシルエットを軽くするという事に重点を置きます。

ハサミを入れる前に枝の発生箇所を覗き込むと、多くの徒長枝が幹付近から発生している事が解ります。
まずはこの幹付近からの徒長枝は外す必要がありますので、元だけを見ながら取り除いていきます。

そうしますとこれだけでかなり軽くなりますので、今度は枝付近からの徒長枝をバランス良く外し、残った小枝は少々ハサミを入れるか、目指す樹形によっては放置します。

庭木として維持する為には、オリーブの向こう側が透けて見える程度の間引きを意識すると良いでしょう。

オリーブへの施肥作業

オリーブへの肥料は、
1~2月に寒肥:有機肥料を樹冠下へ埋める
本格生育期の6月と収穫時期の11月:追肥として有機肥料を与える
これらが基本となります。

 

オリーブで注意したい病気・害虫

オリーブは他の庭木で困りがちな毛虫類の心配はありませんが、日本に昔から生息する虫がオリーブの天敵として知られています。

オリーブアナアキゾウムシに注意

まず、オリーブアナアキゾウムシの被害に遭う確率は高くはありませんが、害虫としては大きな被害を与えるので知っておいても良いかもしれません。

オリーブアナアキゾウムシ

オリーブアナアキゾウムシ

名前の通り、オリーブに穴を空けるゾウムシとしてオリーブに被害を与えます。

オリーブアナアキゾウムシが与える被害

樹皮を好んで食害しながら幹の中に産卵する為、幼虫も幹の中を食べ荒らしてしまうという訳です。
幹の中を食べられてしまうとオリーブは枯死するという甚大な被害を受けます。
これはテッポウムシやマツノザイセンチュウと呼ばれるカミキリムシの被害と同様です。

被害の確認方法

オリーブアナアキゾウムシがいるかどうかは、
・幹の根元に木粉が積もっていないかどうかを見る
・樹皮が著しく傷んでいる部分が無いか
これらをチェックする他にありません。

穴を空けて幹の中へ産卵をしていないかどうかを確認するしかない訳です。

予防措置と対策

オリーブアナアキゾウムシの被害を予防、つまり寄せ付けない様にする処置としては以下、
・剪定で適度な枝透かしを行って風通しを良くしておく
・幹の周りの落ち葉を掃除し、雑草も処理しておく
これらが有効とされております。

幹周りの風通しが良いと幹が乾き気味になりますので、これが功を奏するのかもしれません。
幹は湿っていると水分を含んで柔らかくなりますので、その辺りが食害のきっかけと関係しているのかもしれません。
また、落ち葉の堆積や雑草の繁茂があると虫の温床になりやすいので、その環境を与えない様に改善するのが有効です。
これらはオリーブアナアキゾウムシに限らず毛虫の予防にも同じ効果が期待できます。

駆除方法

庭木としてのオリーブであれば、一般的な殺虫農薬「スミチオン乳剤」の散布によってある程度の駆除は可能です。
しかし幹の内部の幼虫まではなかなか効果が行き届かないので、予防散布として行っておくのがおすすめです。

実の栽培を目的としたオリーブですと、農薬成分が気になる事と思います。
その場合は天然成分で作られた野菜用の殺虫剤「ベニカベジフルスプレー」の使用がおすすめですが、殺虫農薬よりは効果が弱いかもしれません。

 

オリーブのポイントまとめ

ここまでご紹介をしてまいりましたオリーブですが、おすすめなポイントと注意したい点をまとめます。

おすすめなポイント

・洋風かつ、シャープでおしゃれな庭木

・1本植えのシンボルツリーとしても使える存在感

・オイルや調理にも使える実を楽しめる

・ケムシの心配がほとんど無い

 

注意したいポイント

・成長力がある為、植える場所を選ぶ

・オリーブらしさを保つ剪定が技量を要する

・根が浅く、強風で倒木しやすい

 

以上、オリーブのご紹介でしたが如何でしたでしょうか。

剛健でナチュラル、上品な洋風さをお庭にもたらすオリーブの魅力は、唯一無二とも言えます。

陽当たりの良い広い場所への庭木を選ぶ際は、是非オリーブもご検討されては如何でしょうか。

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