今回は三郷市のN様邸にて施工を致しました、花壇への植栽作業のご紹介です。

N様邸には玄関を中心として左右二箇所の花壇が設置してあります。
当初よりシンボルツリーとしてシマトネリコが植わっており、それ以外は手付かずとなっておりました。
今回はこの二箇所へ変化に富んだ植栽を施し、玄関周りを華やかにする事と致しました。

左側花壇へ立ち木を植栽します

玄関左側花壇の様子
玄関の左の花壇です。
一見すると小さな花壇ではございますが、全長が長く曲線で作られており、DIYでの植え込みは中々難しい面積です。
このスペースそのものをお庭として捉え、造園的要素を用いて植栽を施します。

雨どい隠しの紅花トキワマンサク 雨どいを隠した様子
雨どいが花壇の中へ下ってくる配置となっており、お住まいの景観上非常に目立ってしまいます。
そこでスリムな紅花トキワマンサクを植えて目隠しとします。
生垣用の物とは異なり背も高く幹もしっかりとしており、独立した存在感を持っております。
将来的な刈り込みにより、更に重厚な仕立てとする事も可能な植木です。

立ち木植栽配置の確認
既存シマトネリコの右手にはツツジの刈り込み仕立てを植栽し、左手にはビルベリーを添えます。
それぞれが異なる色味を持ち、樹形もそれぞれ個性的な物をご用意致しました。

低木を植え込みながらアクセントのみかも石を配石します。

みかも石の配置
クリスマスローズとゴールデンモップに囲われる様に配したみかも石の配置です。
この部分はトキワマンサクの赤、ゴールデンモップの黄、クリスマスローズの濃緑が入り混じる部分です。
そこへみかも石の茶色を取り入れる事で賑やかな雰囲気となります。
加えて石と呼応し植栽がより柔らかく見える様になります。

ツツジの足元へもみかも石を配置
ツツジ側へもみかも石を配置します。
花壇の両端へ同素材を用いる事で全体に統一感が生まれます。
色の濃い物ほど効果は強く、賑やかさも増してくれます。

中央へはゴールデンモップを寄せ植え
花壇中央、シマトネリコの足元へはゴールデンモップを広範囲に寄せ植えします。
思い切った面積を明るい単色で敷き詰め、レンガとのコントラストを出します。
レンガの茶色との相性も良く、よりレンガも美しく見える様になります。

みかも石付近へ透水性舗装(固まる土)を施工します。

透水性舗装(固まる土)の施工
こちらは右端、ツツジの足元付近への「固まる土」の施工です。
みかも石でしっかりと土との境界を決め、舗装をかけていきます。

反対側の透水性舗装
反対側の舗装の様子です。
小面積で入り組んだ形を作る事で造園的空間を演出する事が出来ます。
最終的にこちらの舗装材の上に化粧砂利を敷き込んで完成となります。

玄関右手の花壇へ植栽を施します。

施工前の右側花壇
こちらは玄関右手の花壇です。
お隣との境界が近い部分ですが、境界がネットフェンスの為に向こう側までよく見えてしまいます。
こちらにはお隣様へご迷惑のかからない低木の植栽をする事で、プライベート感を高めます。

マホニアコンフューサの寄せ植え
境界フェンスとほぼ同じ高さのマホニアコンフューサを2株寄せ植えします。
数本の柔らかな幹で形成される植木ですので、2株横並びに植栽をしても違和感がございません。
高さの異なるいくつもの幹が揺れる風景は、うまく合わせる事で一見して2株の植木に見えない様になります。

ブルーパシフィックの寄せ植え
道路側のスペースにはブルーパシフィックを寄せ植えし、花壇の存在感を強く出します。
グランドカバーの奥に低木が植栽され、小さな花壇の中で立体感を出す事が出来ます。
こちらは濃緑で全体を形成し、シックな雰囲気となりました。

みかも石を配置し、透水性舗装(固まる土)を施工のうえ砂利敷きをします。

舗装境界となるみかも石
マホニアコンフューサの足元付近へ、先ほどの花壇と同じくみかも石を配石します。
この石組が同時に舗装材の境界としての役割を担います。

固まる土の施工
奥へゴールデンモップをアクセントとして植栽し、残りのエリアに固まる土を施工していきます。
仕上がりレベルはマスの高さと同じとし、最終的に化粧砂利を敷き詰めてマスそのものを隠します。
仕上がり後は花壇の中を歩く快適な通路として使える様になります。

砂利を敷き詰めて通路の完成です
舗装表面からマスの上まで均一に砂利を敷き込み、歩きやすい通路が完成しました。
頻繁に歩く事はございませんが、一見使用しなさそうな部分をこの様にしておく事で、心理的な防犯効果もございます。
裏手に廻る通路が綺麗に作られておりますと、普段から人が通る雰囲気に見える為です。
また、お住まいの敷地の端が整えられておりますと、そこまで目線を誘う事となり、敷地そのものが不思議と広く見えるものです。
多くの事柄に共通する事ではございますが、真ん中ばかりに捉われず両端をきちんとする事が大切だと思えます。

植栽の施工が完成した花壇の様子です。

植栽を終えた花壇の全景
既存のシンボルツリー、シマトネリコを引き立てる今回の植栽群。
高さも樹形も、色彩まで異なる植栽を配置した事で、シマトネリコの存在感が高まります。
お住まいの外壁が見えすぎなくなり、賑やかな雰囲気を出す事が出来ました。

錆砂利周りの様子
錆砂利を敷き込んだ、みかも石周辺の様子です。
砂利の下は透水性舗装(固まる土)ですので、雑草の抑制はもちろん砂利の沈み込みも起こりません。
花壇を形成していたレンガの存在感が増し、全体が整った雰囲気に。

お住まいと植木の引き立て合い 20
中心に寄せ植えを致しましたゴールデンモップが目を引きますが、ツツジの足元のハツユキカヅラも生長と共に色鮮やかになっていきます。
春は花の様な白い葉を付け、秋には赤みが増していき、玄関の近くで様々な色合いを見せてくれる事でしょう。

自然味のあるビルベリー 玄関前を彩るマホニアコンフューサ
今回の施工におきましては、玄関左右の花壇を充実させる事で、お住まいが植栽と共にあるといった風景を作る事を大切に考えました。
遠目から眺めるとお住まいと植木が一体となって眺められ、快適な住空間を感じられる様になりました。

お住まいに隣接した花壇である程、小さな植木でも視覚的効果を大きく得る事が出来ます。
色鮮やかに見せる、シックに見せる、それぞれで植栽や資材選びは異なってまいりますが、お見積もり段階よりお客様とご相談の上、よりよいお住まい周りをご提案させていただければと思います。

それでは失礼致します。