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お庭を目隠しするメリットと、おすすめの対策方法をご紹介

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お庭を目隠して快適な生活を

道路から窓が丸見えだったり、隣地からお庭が筒抜けだったりするお悩みを多く戴きます。

また、新規に分譲されたお住まいなどは外周や道路面もオープンな外構となっている場合が多く、この場合はお庭はもちろん、お住まい内部も外からよく見えてしまいます。

こちらのページでは、目隠しをする事によって得られるメリットや対策が可能な場所、目隠し対策としておすすめ出来る5つの方法もご紹介致します。

目隠し対策をする事で得られる、様々なメリット

外から見られてしまうというお悩みについては、目隠し用のフェンスや垣根、庭木・生垣など、道路や隣地からの目線を遮る物を設置する事で、外側からの目線対策を行う事が出来ます。

また、単純に要所へ植木を植栽するだけで、外部からの目線をカット出来る場合もあります。

この様に視線を遮る遮蔽物を設置する事を目隠し対策と呼びますが、この様な対策を施す事でどんなメリットが得られるのでしょうか。

 

プライベート感が得られ、庭の活用幅が増える

外周を目隠ししたプライベートガーデン

外周を目隠ししたプライベートガーデン

お庭の周囲に目隠しフェンスを施したプライベートガーデンの一例です。

目隠し対策のフェンスは屋外の壁となり、庭は初めて「屋外の部屋」として機能します。

アウトドアリビングとしても良し、遊び場としても良し、無理に片付けをせずに物をまとめて置いておいても、外から見られてしまう心配は無くなります。

どんなお庭の使い道があるのか、まずは目隠し対策をしっかりしてからお考えになると良いでしょう。

 

気兼ねなくカーテンを開けられる解放感

常にお隣様を意識してしまい、なかなか開ける事が少ないカーテン。
そんな環境も、目隠し対策をすれば大きな変化が起こります。

カーテンを開けられる様になる解放感

カーテンを開けられる様になる解放感

普段はカーテンが閉められていたお部屋も、お庭へ目隠し対策を施す事で存分に光を取り入れる事が出来る様になります。

目隠し対策を施す事でカーテンだけではなく窓も気軽に開けられる様になり、空気の入れ替えも頻繁になって室内環境の改善にまで繋がります。

美しいフェンス類であればお住まいからの眺めも劇的に改善されますし、庭の植物の姿も美しく映える様になるでしょう。

 

目隠しフェンス自体が美しいマテリアルとして機能する

フェンス自体が美しいマテリアルに

フェンス自体が美しいマテリアルに

目隠しフェンスは和風・洋風・ナチュラル問わず、お好みに合わせて様々な物が存在します。

これらは全て個性的でテーマを大切にした作りがされており、製品それぞれが美しさや魅力を持っています。

目隠しフェンスそのものが美しい為、設置する事でお庭の景観アップが期待できます。

 

目隠し対策でお庭のイメージを表現できる

目隠しフェンスでお庭のテーマも表現できる

目隠しフェンスでお庭のテーマも表現できる

後にご紹介を致しますが、目隠しフェンスにも製品それぞれに和風・洋風等のテーマがあります。

目隠し対策としてお庭に取り入れた際、これらのテーマが景観に大きく寄与し、お庭の方向性や雰囲気が明確に見える様になります。

例えば人工竹垣なら和風らしく、樹脂フェンスであればより洋風に。
目隠しフェンスはしっかりとしたテーマ性を示す物でもありますので、拘りの庭デザインでは欠かす事の出来ない存在です。

 

目隠しフェンスによって更に映える、植物の美しさ

目隠しフェンスで庭木の美しさが増す効果も

目隠しフェンスで庭木の美しさが増す効果も

庭へのフェンス設置は目隠し効果が最優先となりますが、別の側面として「庭木の背景(スクリーン)」効果も得る事が出来ます。

例えば落葉樹は冬に葉が無くなって寂しくなりますが、背景にフェンスがある事で細かい枝模様がハッキリと浮かび上がります。

葉のある時期も写真の様に小さな葉が浮き上がって見えますので、目隠しフェンスは庭木の魅力を増してくれるという考え方も出来るのです。

 

庭木の本数を最低限に抑えられる

フェンスの効果で庭木の数を最低限に

フェンスの効果で庭木の数を最低限に

目隠しフェンスは「空間を美しく埋める」という効果があり、広い空間が庭づくりのデザインとして成り立ちます。

この為、お庭の背後に目隠しフェンスが設置されていれば、無理に庭木をたくさん植えなくても美しい庭を演出する事が出来ます。
また、付加効果として、植栽の数を少なく出来ればお庭への風通しの確保にも繋がります。

庭木選びの幅も広がり、枝葉が少なく圧迫感の無い庭木も積極的に取り入れられる様になります。

 

街の景観向上に貢献でき、生垣の場合は助成金制度も受けられる

庭の目隠し対策が景観向上にも寄与

庭の目隠し対策が景観向上にも寄与

庭へ目隠し対策を施す事は、お住まいとご自身の為だけではなく、街の景観向上にも繋がります。

目隠し対策は土地の外周が綺麗に整備される事になりますので、道路からの景観つまり住宅街の景観向上となります。

特に景観向上として認知されているのは生垣であり、設置にあたりましては各自治体によって助成金の交付制度があります。
これまで私もこの制度を利用した生垣施工のご依頼を多く承ってきておりますので、生垣による目隠しをご検討される際はご活用いただければと思います。

助成金の交付条件や金額は自治体によって異なりますので、まずはお住まいの地域の「生垣設置助成金制度」をご参考される事をおすすめします。

 

目隠し対策を行う事が多い場所

目隠し対策はお庭に限らず、あらゆる場所で行うものです。
場所によっておすすめな対策方法も異なり、それぞれ注意したいポイントもあります。

それでは目隠し対策を行う事が多い、それぞれの事例と注意点を見てみましょう。

玄関周り

家への出入りの為に玄関ドアを開けた時に、道路から家の中が見えてしまうケースは多いものです。

玄関前を庭木で目隠し

玄関前を庭木で目隠し

玄関ドアをピンポイントで目隠ししたい場合は、大掛かりなフェンスを設置するのではなく、庭木を1本植える事で目線をカットするのもおすすめです。

この場合は庭木選び、特に成長・環境適応面をしっかり見極めた選択が必要です。

玄関は頻繁に出入りをする場所でありますので、目隠しの植木が歩行の邪魔にならない様にする配慮が大切です。

目隠しとして玄関に植栽を施す場合は、

  • 成長が比較的緩やか
  • 葉の入れ替わり時の落ち葉が少ない
  • 剪定によって樹形を維持しやすい

この様な庭木を選ぶのが良いでしょう。

 

道路沿い

既存のブロック塀が低い、または既存フェンスに目隠し効果が無い、等が理由で道路から庭や窓が見えてしまう場合があります。

道路沿いの目隠しフェンス

道路沿いの目隠しフェンス

この場合は距離のある目隠し対策が必要ですが、隣接する道路の交通状況や歩道の有無により、対策を行うのがフェンスか生垣かの選択が必要となります。

道路沿いの生垣は自然な風景でありますものの、歩行者が常におおくいらっしゃる場所か、通学路になっていないないか、これらが生垣を設置出来るかどうかの大切な見極めポイントとなります。

生垣は必ず伸びるものであり、時には毛虫の発生なども懸念されますので、人通りの多い場所であればフェンスの設置による目隠し対策をおすすめいたします。

 

お住まい脇や裏手の通路

お住まい脇や裏手に勝手口が設けられているケースは多く、意外にも勝手口と隣家の玄関が対面していたり、勝手口同士が面しているケースも多いものです。

勝手口と隣家玄関が面するケース

勝手口と隣家玄関が面するケース

この場合は隣家様の玄関先に目隠し対策を行う為、越境が考えられる庭木による対策は難しくなります。

写真の実例の様に、目隠しフェンスは設置するものの、カラーの選択によってフェンスを目立たない様にする事がおすすめです。

裏手通路は薄暗い事が多い為、明るいカラーの目隠しフェンスを設置してしまうと、目隠しの存在が目立ち過ぎてしまう事があります。

また、通路を狭くしない為にも、設置するフェンスは奥行きを取らない薄型設計のものが良いでしょう。
樹脂フェンスであれば目立たないカラー選択が可能である上、奥行きも7cm程度の薄い設置が可能です。

 

お風呂場・浴室前

お風呂場・浴室の窓ガラスが曇りガラスではなく透明な場合は、目の前の塀で目隠しをする事が必要です。
しかしその塀も低かったり、既存フェンスも目隠し効果が無い製品である事が稀にあります。

浴室前に完全な目隠しフェンスを制作

浴室前に完全な目隠しフェンスを制作

上の目隠し実例では、浴室前のスペースに合わせて完全な目隠しフェンスを制作しています。

お風呂場の目隠しは完全に隙間の無いフェンスが求められる為、それを踏まえた設計が必要となります。
この場合は最も設計の自由度が高いハードウッドを使ったフェンスがおすすめで、隙のない目隠しを実現出来ます。

樹脂フェンスですと構造上、隙間の無い板材打ち付けが出来ませんので、ウッドフェンスであればこの様に完全な目隠しとしての設計・施工が可能です。

人工竹垣の場合、竹材を積み重ねたり並べたりする「御簾垣」「清水垣」は竹材同士の間に僅かな隙間が生じ、完璧な目隠し効果を得るには不向きです。
和風の目隠しがお好みの場合は「建仁寺パネル型」など、一枚の目隠しパネルを貼り付けるタイプが良いでしょう。

 

目隠し効果が不要なケース(境界・アクセント等)

目隠し効果を必要としない、侵入防止の為のフェンス制作も行っております。

目隠し効果を付けないフェンス制作

目隠し効果を付けないフェンス制作

この場合は逆に内側が見えた方が防犯面でも安心である為、この様にフェンスの板材隙間を広く設計します。

こうしますと視認性と共に風通しも良好となりますので、庭木にとっても好環境を得る事が出来ます。

境界設置のみを目的とする場合におきましては、こちらの様な軽いウッドフェンスの設計ががおすすめとなります。

和風のアクセントなら人工竹垣「四ツ目垣」もおすすめ

アクセント・境界として設置したい和風フェンスであれば、採光や通風を全く妨げない四ツ目垣タイプの人工竹垣もおすすめ出来ます。

人工竹垣(四ツ目垣タイプ)

人工竹垣(四ツ目垣タイプ)

アルミ材の柱に四ツ目状に人工竹材を組み込むタイプのフェンスであり、目隠し効果を必要としない和風のお庭におすすめです。

場合によっては道路沿いへの設置も可能であり、目隠しを必要としない和風住宅の境界としてぴったりと馴染むのではないでしょうか。

 

おすすめの目隠し対策、5種類の素材をご紹介

おしゃれなフェンスや和風の垣根を始め、植木や生垣など、目隠し方法は様々です。
お庭作りの一環としてはもちろん、目隠しのみのご相談も承っております。

お悩みやご希望に合わせて、最良なプランをご提案致しております。

① 樹脂(人工木)フェンス

目隠し効果も高く、お庭をおしゃれに見せてくれる樹脂フェンスです。

樹脂製の板材とアルミ柱で構成される後付け用の目隠しフェンスで、木材の風合いを持ちながらも腐食の心配が無い事が最大の特徴です。

樹脂フェンス

樹脂フェンス

カラーラインナップも豊富で、薄型・軽量のメリットを活かしてあらゆる場所への目隠しに対応出来るフェンスです。
目隠しの必要サイズに合わせ、無駄なくぴったりな大きさに設計します。

樹脂フェンスのおすすめポイント

  • ウッドフェンスの見た目で腐食の心配が無い
  • カラー選択によっておしゃれな目隠しが可能
  • スリムなフェンスなので設置場所を狭くしない

注意したいポイント

  • 板材表面が南向きだとやや退色しやすい
  • 退色した場合も塗り直し等が出来ない
  • 実は板材がとても柔らかい(衝撃に弱い)

樹脂フェンスの詳しいご紹介はこちら

樹脂製フェンスの魅力に迫りつつ、実際に目隠し対策として取り入れる事によって得られるメリットや、樹脂フェンスで解決できるお悩みをご紹介しています。

構造やカラーラインナップ、施工実例も併せてご覧いただけます。

樹脂フェンスについて詳しく解説を致しておりますので、是非ご参考下さい

おしゃれな樹脂フェンスで目隠しのお悩みを解決

 

② ハードウッドフェンス(木製フェンス)

ウッドデッキにも使用される「ハードウッド材」を組み上げる、ウッドフェンスです。

重く頑丈なハードウッド材は、耐久性も高い事から耐用年数も20年前後とされています。

ハードウッドフェンス

ハードウッドフェンス

その頑丈さの反面、どんな植栽にも溶け込む優しい風合いを持っており、最も庭木とのマッチングが良い目隠しフェンスと言えます。

木材はイタウバ・ウリン・イペなど、それぞれの特性を踏まえたご提案が可能です。

ウッドフェンスのおすすめポイント

  • とにかくナチュラルで優しい印象のフェンスになる
  • 庭木との相性が最も美しい
  • かなり頑丈なフェンスになる

注意したいポイント

  • 早い段階で退色が起こりシルバーグレーに変わる(カラー防腐剤の塗布が必要)
  • 選ぶ木材によってはささくれ等が出来る
  • とても重量がある

ハードウッドフェンスの詳しいご紹介はこちら

頑丈で高耐久な木材を使ったハードウッドフェンス。

その特徴やメリット、施工風景を始め、施工実例もご覧いただく事が出来ます。

優しい風合いの目隠しフェンスをご希望の方は是非ご参考下さい。

ハードウッドを使ったウッドフェンスについて詳しく解説を致しておりますので、是非ご参考下さい

ウッドフェンスでナチュラルな目隠しを

 

③ 和風の趣を感じる人工竹垣

腐食しない「人工竹」を組み上げる垣根、人工竹垣です。

垣根本来の雰囲気を保ったまま、腐食もせず作り変えの必要が無い人工竹垣は、組み上げた瞬間から周囲に和の風情をもたらします。

人工竹垣

人工竹垣

組み上げは従来の竹製垣根の様な工程を必要としますので、完成した際は非常に繊細な仕上がりとなります。
他の目隠しフェンスと同様に、必要な高さと幅に基づいた設計が出来ます。

人工竹垣のおすすめポイント

  • 目隠しフェンスの中では最も繊細な作り
  • 設置するだけで完成された和庭の印象に
  • 人工竹はカラーの選択も可能

注意したいポイント

  • 人工竹は補強パイプを差し込まないと柔らかい
  • 直射日光が強い場所だと退色しやすい
  • 従来の垣根と似た工程の為、施工には技術が必要

人工竹垣の詳しいご紹介はこちら

設置と同時に和の風情が溢れる人工竹垣。

垣根本来の魅力を受け継いだ優れた目隠しフェンスとして、あらゆるシーンで用いられています。

人工竹垣のメリットや特徴、種類ごとの施工実例もご覧いただけますので、和風の目隠しをご検討中の方は是非ご覧下さいませ。

腐食の無い竹垣を実現する「人工竹垣」について詳しく解説を致しておりますので、是非ご参考下さい

人工竹垣で和風の目隠しを

 

④ 圧迫感の無い生垣

目隠しフェンスや垣根とは全く異なる雰囲気を出す、生垣による目隠し対策です。

生垣は植栽する樹種や高さによって景観も目隠し効果も変化する為、お好みに合わせてあらゆる選択肢があります。

目隠しとしての生垣

目隠しとしての生垣

生垣の設置は骨組みの構造が肝心です。
植木が定着するまでは骨組みも良く見え、植栽が根付くまでの支えとなる為に、見栄えも良く頑丈な作りが求められます。

生垣のおすすめポイント

  • 植物の壁は景観向上に寄与する
  • 花や緑、生きている目隠しを楽しめる
  • 自治体により生垣設置助成金を受け取る事が出来る

注意したいポイント

  • 成長して大きくなる為、隣地境界部には不向き
  • 刈り込み・剪定のメンテナンスが必須
  • 樹種によっては防虫対策で農薬散布も必要になる

生垣についての詳しいご紹介はこちら

庭木を壁の様に仕立てる生垣は、元来は目隠しよりも侵入防止用であった歴史があります。

生垣の簡単な歴史から、仕立てに適した樹種の特徴、おすすめな生垣の種類もご紹介致します。

また、自治体により生垣設置の際に助成金を受け取れる場合もあり、こちらの活用例も併せてご紹介しています。

生垣について詳しく解説を致しておりますので、是非ご参考下さい

生垣の役割と構造-おすすめの生垣17種類と助成金の活用法

 

⑤ 植木による目隠し

庭木による目隠し

庭木による目隠し

玄関や特定の窓等のピンポイントの目隠しなら、植木の植栽で十分な場合もあります。

目隠しに向いた庭木は多くありますが、特に目隠しに植栽をする場合は該当箇所の環境をよく考える必要があります。

環境に不向きな樹種を選んでしまうと葉数が極端に減ったりする為、肝心な目隠し効果が薄れるので注意が必要です。

庭木による目隠しおすすめポイント

  • 心象的にも目隠し対策が自然に見える
  • フェンスよりも低コストで対策が可能
  • シンボルツリーを兼ねる事も出来る

注意したいポイント

  • 適切な剪定による維持が必要
  • 樹種選択を正しく行わないと目隠し効果が薄れてくる
  • 成長による建物への接触、越境に注意が必要

「庭木による目隠し」についての詳しいご紹介はこちら

庭木の植栽による目隠しは、フェンスや垣根よりも手軽に行える目隠し対策としておすすめな方法です。

しかしその手軽さゆえに注意しなくてはならない事もあります。

こちらのページでは庭木による目隠し対策のメリットから具体的な植栽方法、目隠し用としておすすめが出来る庭木を30種類ご紹介しております。

庭木の植栽による目隠し対策について詳しく解説を致しておりますので、是非ご参考下さい

植物で自然な視線対策-目隠しや生垣向きの庭木30種類

 

DIYにおすすめ:お手軽な目隠し対策

上でご紹介を致しましたフェンスの設置や生垣づくりは、ご自身でのDIYではなかなか難易度が高いという現実があります。

コンクリートや電動工具も使わないでも出来る、DIY向けのお手軽な目隠し対策もあります。

ラティスフェンス

ラティスと呼ばれる簡易目隠しの為のフェンス材は、ホームセンターなどで手軽に購入する事が出来ます。

大きさは高さ・幅共に90cm~180cmで売られている事が多く、目隠しを行いたい距離に応じて購入する事になります。

基本的には既存のフェンスなどに縛り付けて使う事が多い為、DIYでは難しい「柱の設置」を行わずに済む事が最大の特徴です。

木製ラティスフェンス

木製ラティスフェンス

形はひし形格子状に組まれているのがオーソドックスですが、最近では横向きに木材を重ねたルーバータイプや、完全な目隠し効果を担えるタイプなども取り扱われています。

ネットフェンスに取り付けて目隠し効果をアップ

目隠し効果が全く無い境界フェンス、いわゆるネットフェンスにラティスを取り付ける事で、簡単に目隠し効果をプラスする事が出来ます。

ラティスフェンスで目隠し効果をプラス

ラティスフェンスで目隠し効果をプラス

既存のフェンスにラティスフェンスを重ねて取り付ける、実にシンプルな方法によって目隠し効果が得られます。

背後のフェンスとはタイラップや被膜付きの針金で各所を縛り付けておくだけで完成する、お手軽な目隠し対策と言えます。
また、ラティスフェンスは軽量ですので女性でも簡単に持ち運んだり仮止めを行う事ができ、DIYにおすすめな製品と言えます。

おしゃれな境界線としてもおすすめ

購入したラティスフェンスをタイラップや針金で繋ぎ合わせれば、おしゃれな境界ラインとして使う事も出来ます。

目隠しと境界を兼ねるラティスフェンス

目隠しと境界を兼ねるラティスフェンス

こちらはマンション専用庭ですが、お客様がDIYにてラティスフェンスを設置した例となります。

マンションの専用庭はフェンスの設置が認められない事も多く、目隠し対策の難易度が高いロケーションです。

しかしラティスフェンスの様な簡易的なものであれば、マンションの景観保持や現状復帰条件にも抵触しない事が認められ、手軽に使用できるケースが多いです。

腐らないラティスフェンスも

ラティスフェンスは軽量で安価な木材で作られている事も多く、早い段階で腐食しやすいというのが最大のデメリットでした。

しかし近年では注入型防腐剤の改良に伴い腐りにくい製品も増え、さらに木材の風合いを再現した樹脂製のラティスフェンスも登場しています。

樹脂製ラティスフェンス

樹脂製ラティスフェンス

樹脂製であれば腐食しない事はもちろん、ラティスフェンスのメリットである軽さも保っています。

木材の風合いも感じられますので、こちらも是非DIYで取り付けにチャレンジしてみては如何でしょうか。

つる性植物の誘引で目隠しを作る

大きな庭木をご自身で植えたり、生垣を作るのは大変かと思います。
また、庭木で目隠しをしたいものの、十分に根を埋める土スペースが無いというケースもしばしばあるのではないでしょうか。

しかし小さなツル植物を植え込み、既存フェンスに誘引しながら育てる事で、目隠し効果の無いネットフェンスを緑の壁に変える事が出来ます。

ここでは目隠しとしてよく使われる2つの植物を見てみましょう。

モッコウバラによる目隠し

モッコウバラは名の通りバラ科バラ属の植物ですが、トゲも無く扱いやすい植物です。

開花期は4~5月で、黄色と白の二種類、それぞれ一重咲きと八重咲き物が流通しています。

モッコウバラで目隠しをした例

モッコウバラで目隠しをした例

剛健な植物で乾燥にも強く、基本的には降雨のみで生育します。

根腐れを防ぐ為にも水遣りは表土が乾いた時にのみ行い、地面が湿り続ける様な状態は避けましょう。

誘引は徒長枝(強い枝・シュートと呼ばれる)を、横向きに引っ張ってフェンスに縛り付ける様に行います。

剪定は花後に行いますが、誘引途中である場合はシュートは残し、フェンス全体へ枝が行き渡る事を優先しましょう。

ジャスミンによる目隠し

ジャスミンはモクセイ科ソケイ属のツル性植物で、香りのある花を咲かせるハゴロモジャスミンがこれに属します。

ジャスミンと花の形が似ていて呼称もジャスミンと呼ばれる植物がありますが、別の分類に属する植物です。

ジャスミンによる目隠し

ジャスミンによる目隠し

ハゴロモジャスミンは4~5月に芳香のある花をたくさん付け、美しい葉による目隠し効果も期待できます。

ツルが柔らかい為に誘引もしやすく、ネットフェンスに絡ませる様に育てれば、簡単に緑の壁に仕立てる事が可能です。

しかし成長は速い為、重なり合ったツルを剪定によって整理したり、自然に絡んでしまったツル同士をほどく作業は必要となります。

目隠しの壁として仕上がったハゴロモジャスミンは基本的に花後に剪定を行い、翌年の花芽分化に影響が無い様にしましょう。

この様にDIYでお手軽に出来る目隠し対策もありますので、是非チャレンジしてみては如何でしょうか。

 

目隠しに必要な幅と高さの設計

さて、ここからは目隠しに必要なサイズ感や取り決め方について見てまいりましょう。

弊社の様な施工業者が目隠しを考える際は、フェンスや垣根、植栽に限らず、必要な高さと距離に基づいた設計を行いました上で、お客様へ御提案を致します。

つまり無駄に大き過ぎるフェンスや垣根が出来てしまう様な心配はなく、ご相談時に目隠しのサイズ感をきちんと把握する事が前提となっています。

目隠しフェンスの場合

一般的なサイズの目隠しフェンス

一般的なサイズの目隠しフェンス

フェンスの高さは高くても1.8m~2mですが、実際はこれよりも低い設計をする事が多いです。
目の高さは背の高い方でも1.6m~1.7mであり、実際にこれよりも高いフェンスですと「ちょっと高いかな」といった印象をお持ちになりやすいです。

実際にお住まいからの目隠し感や距離感を計測

お庭ではなくお住まいにいらっしゃる場合はご自身の目の高さが高い為、道路は見下ろす感じになるかと思います。
物を隠す為の目隠しフェンスとは異なり、お部屋の中で立ってみたりしてフェンスの高さを決めるのが良いでしょう。

低い物を目隠ししたいならローフェンスの設計に

低い設計で組んだウッドフェンス

低い設計で組んだウッドフェンス

置いてある物を隠したり、遠い通路からの目隠しが必要な場合は、こちらの様な低い目隠しフェンスがお勧めです。
圧迫感もなく最低限の材料で施工する事が出来ますので無駄の無い設計となります。
お庭を狭くしたり圧迫感を感じない様になりますので、目隠しフェンスは最低限のサイズを設計したいものです。

採光や通風を妨げないフェンス

目隠しフェンスといえども、壁の様な存在になってはいけません。
あまりにも強い目隠しを求めて、お住まいに光や風が入って来なくなる様な事は避けたいものです。

目隠しと風通しを両立させる設計

目隠しと風通しを両立させる設計

板材の隙間を広く設計する事で、日差しや風を妨げないソフトなフェンスを設計出来ます。
環境を保持するフェンスの設計は隣地様にとっても同じ効果がありますので、お互いに気持ちの良い存在でありたいものです。

必要な部分だけの目隠し設計でコストダウンを

必要な部分だけ板材を貼った樹脂フェンス

必要な部分だけ板材を貼った樹脂フェンス

こちらはコンクリート壁よりも上の部分のみを目隠しする為、下部へは板材を貼らない設計とした樹脂フェンスです。
フェンスの高さに対して50~60%が空間となっており、この分の費用を削減する事が可能です。

人工竹垣の場合

標準サイズを2連結した人工竹垣

標準サイズを2連結した人工竹垣

人工竹垣での目隠しの場合も、フェンスと同じく高さ約1.8m、幅1.8mが標準サイズとなります。
これは構成上の基本サイズとなりますので、これより高さを上げたい場合はアルミ柱のサイズを変更したり、基礎をさらに頑丈にする必要があります。
ですが大抵の場合は、こちらの高さで十分な目隠しを得られるかと思います。

大型サイズで設計した人工竹垣

目隠し有効高さ2.2mに設計した人工竹垣

目隠し有効高さ2.2mに設計した人工竹垣

こちらの人工竹垣は目隠しの有効高さが2.2mあり、高い位置にある隣家様窓を目隠ししています。
ウッドフェンスやその他の目隠しフェンスですと、高さがございますと重量や圧迫感が問題になりますが、人工竹垣はその繊細な印象から背の高い目隠しに向いていると言えます。
標準よりも太いアルミ柱を使用しており、見た目も美しい目隠しとなっています。

玄関の目隠し用として最低限の高さで設計

高さを抑えて設計された人工竹垣

高さを抑えて設計された人工竹垣

こちらはブロック塀よりも上の部分のみを目隠しする為、高さを半分サイズとして設計した人工竹垣です。
通常のフェンスと同じく必要な部分だけを盛り込んだ部材計算により、サイズは異なりつつも違和感無く施工する事が出来ます。

植栽や生垣の場合

植木を植えて目隠しとする場合は、一応として目隠しの高さを意識した植木選びを致しますが、生長を前提とした植栽が不可欠です。
上へ伸びても問題ない場合もあれば、絶えず高さを抑える剪定が必要な事もあります。

予め植物の高さが制約される場合は、成長の遅い植木を選んだり、ご自身でも刈り込みやすい高さの生垣を設置するのがおすすめです。

 

フェンスや垣根で目隠しをする際の注意点

目隠しフェンスの設置については、材料それぞれ注意したい点があります。

フェンスの重量について

高い位置の目隠しが必要な時であるほど、目隠しフェンスは軽量なものを設置するのがおすすめです。

これは軽量である程、強風の際に基礎に負担が掛かり難い事が理由です。

もちろん柱材の基礎はコンクリートによる据え付けや金具の兼用も行ってはおりますが、背の高いフェンスに想定外の強風が吹くと危険が伴いますので、高い位置の目隠しには軽量なフェンスをお勧め致します。

重量としてはハードウッドフェンスが最も重く、樹脂フェンスや人工竹垣は軽いフェンスに分類されます。

植栽の風留め対策

植栽で目隠しを行う場合は木が倒れる事を防ぐ為、強風を受けやすい場所では風留め処置が必要となります。

生垣の場合は骨組みによる風留めを前提としておりますので、通常設計で問題ございません。

敷地境界線の再確認

敷地境界杭

境界杭例:隣地ブロックよりも更に左側を指す

フェンスの設置は境界線に近くなる事が多いので、明確な場合以外は予め確認をしておく事をお勧め致します。
上の写真の場合は右にある隣地ブロック塀よりもさらに左を指している為、この分、隣地の塀から離してフェンスを設置する必要があります。

目隠しフェンスを施工してしまった後に境界線の問題が発覚しますと、一旦解体、移設費用等も掛かってしまいますので、計画時にしっかりと確認する様にしましょう。

 

まとめ

目隠し対策のメリットや方法、注意点などに触れてまいりましたが如何でしたでしょうか。

目隠しは対策はその目的以外にも様々な付加効果が得られ、お庭づくりの一部として行う事も多いものです。

景観向上を兼ねた目隠し対策を、是非ご検討されてみては如何でしょうか。

目隠し対策のご相談・ご依頼は随時承っておりますので、お電話またはe-mailにてお声掛けを戴ければと思います。

 

おすすめの目隠し方法を個別に詳しくご紹介

目隠しフェンスや人工竹垣、植栽や生垣など。

こちらのページの中でご紹介を致しましたおすすめの目隠し方法について、個別で更に詳しい解説を致しております。
是非ご参考下さいませ。

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