造園、植栽、千葉県・東京都の庭施工、坪庭・垣根施工。千葉県市川市の「住まいの造園施工専門会社」です。

植木レイアウトで花壇をおしゃれな庭の様に見せる方法

花壇を庭にする、と一言で申しましてもお解かり難いところもあるかと思います。
花壇として設けられたいわゆる「土の空間」は、面積は限られておりましても庭と変わらない場所であるという考え方ができます。

花壇を庭に見せるという事は、花壇の中でデザインを考えて造園・庭づくりを行うという事となります。

花壇の中で植栽デザインを考える

花壇は面積が限られている為、隅々まで充実した植栽デザインが組みやすく、あらゆる場所へ容易に手が届く事がほとんどです。
これは散水や剪定などを行いやすい、メンテナンス性に優れた環境であるとも考えられます。

花壇の中へ植木をレイアウトする方法はたくさんございますので、ここでは施工例を交えましてご覧戴きます。

 

小さな花壇の中でシンボルツリー・低木・庭石を使い分けてスモールガーデンに見せる

小さな花壇の中であらゆるものを共演させる際は、サイズ感を小さく考え、植栽する植木は生育の緩やかなものを選ぶ事が大切です。当然の事ながらサイズの小さな植木を植えたとしても、すぐに品種それぞれの適正サイズまで伸びたがる事は必然です。

メインの植木(シンボルツリーなど)の選択を終えたら、その木に寄り添う様な副木の様な植栽をレイアウトしても良いでしょう。例えば常緑樹と落葉樹の組み合わせなど、印象が異なるもの同士も面白味があります。

こちらでは2本の植栽に加え、小さな庭石とグランドカバーを使って洋風スモールガーデンの様な雰囲気を作っています。

小さな花壇でも木々や庭石が息づく風景-大田区O様邸
小さな花壇でも木々や庭石が息づく風景-大田区O様邸

 

反対にこちらの花壇では大名竹や下草類に加え、鳥海石をレイアウトした和風デザインに。
使用する材料によって雰囲気もがらりと変化致します。
それぞれ面積は小さくても細部までしっかりと造園技法を使い、施工しながらのデザイン修正も含めて施工してあります。

玄関前に和風情緒を感じる竹の植栽を-墨田区E様邸
玄関前に和風情緒を感じる竹の植栽を-墨田区E様邸

 

花壇の中で植木に変化を付ければ、動きのある生き生きとしたお庭に見せる事も

予め設けられている花壇はほとんどの場合、正方形や長方形であり、直線によって構成されています。
この形に添って植木を並べていきますと、非常に単調な風景になってしまいがちです。

植栽レイアウトの位置は限られている以上、植木が並ぶのは仕方がございませんが、種類や大きさに変化を付けて植栽をすると、単調なラインを打ち消す効果があります。どの木が主役でどの木が添え役か、そんな味のあるデザインを組むと、一層お庭らしく見せる事が出来ます。

特に細長い花壇の中ではどうでしょうか。
こちらの施工例では植木の種類に大きな変化を付け、さらに前後に揺らされる様に庭石をレイアウトする事で動きのあるお庭に見せています。細長い単調な形の花壇である事を思わせない、華やかな花壇デザインです。

エントランス横の花壇を明るい小庭にリフォーム-千代田区Mビル様
エントランス横の花壇を明るい小庭にリフォーム-千代田区Mビル様

 

玄関脇の花壇をデザインしてお住まいの顔として活かす

玄関付近に駐車スペースはよくございますが、小さな花壇の様なスペースが一緒に設けられているケースも多くなってまいりました。システム門柱の周囲だけ土のままであったり、駐車場の一部分をくり抜いた花壇をよく目にします。
これらは玄関に隣接している事が多い為、せっかく利用するのであればデザイン性を取り入れた植栽を施したいものです。

主役(シンボルツリー)を決めた無駄の無い植栽レイアウトがお勧めです

花壇の中を様々な植物が混ぜ植えされて自由に育つ光景を思い浮かべる方も多いかと思います。
混植を行った1年後などの写真は見栄えも良いのですが、その後の管理をご自身で行うのは非常に難しくなってきます。ガーデニングに慣れた方でしたら、混ぜ植え同士の接触による傷みに伴う処分や株分け、植え直し、もちろん日常のカットなどを趣味として行えますが、そうでない方の管理苦労は計り知れません。
業者として混ぜ植えを行い、後々のメンテナンスはお願いします、というのも大変なお話であり、やはりある程度気を楽に楽しめる花壇にして差し上げたいところです。

皆様もよくご存知のシンボルツリーという位置付けの植木を1本決めれば、後は周囲を控え目な低木類やグランドカバーで仕上げれば、花壇は驚くほど充実した「庭」に見えてきます。
また、無理に全体へ植物を植え込む必要は全く無く、むしろ植えない空間(砂利仕上げなど)を作る事で、植栽した植物にとっての好環境を作り出せます。
こちらの施工例では玄関脇の花壇へ控え目な大きさのシンボルツリー(オリーブ)を植栽し、周囲をグランドカバーや空間でデザインし、スモールガーデンを構成しています。

玄関前の三角花壇をお住まいを引き立てる小さな洋庭に-足立区Y様邸
玄関前の三角花壇をお住まいを引き立てる小さな洋庭に-足立区Y様邸

 

四角形の花壇を舞台として捉え、坪庭風に美しくデザインする

長方型の花壇には触れてきましたが、デザイン性が最も問われるのが正方形に近い形状の花壇です。横並びのみのデザインを考えても全体が充実せず、奥行きによる死角が残ってしまう為です。

この形状の花壇の場合は「花壇の中」である事を捨て去って、通常の坪庭づくりの様なデザイン構成をする事が望ましくなります。しかし通常の坪庭と異なり花壇の中は人が歩ける場所ではありません。
その為園路やアプローチをデザインに取り入れる事はせず、空間美を意識したレイアウトをしていく事となります。
これらを意識して、歩く事は無くても手が届く庭にしたいものです。

空間とは、もちろん何も施さないという意味合いではなく、植栽をする部分としない部分が明確に分かれた結果の様な空間です。
この空間は植栽エリアへ日光と風を通し、視覚的にも広々とした印象をもたらします。この空間を設けるからこそ植栽部分に模様が生まれ、デザインの自由度を高めてくれるのです。

こちらでは表玄関の左右2箇所に設けられた花壇へ、坪庭風のデザインを施しております。
東京 八角部屋様 表玄関を包む2つの小さな和風坪庭
東京 八角部屋様 表玄関を包む2つの小さな和風坪庭

 

こちらはマンションの専用テラスに設けられた四角形の花壇へ坪庭風デザインを施しております。
花壇の高さが高く、容易には立ち入る事が出来ない為、特にメンテナンス性を考慮する必要がございました。こちらでは手前を砂利による空間にする事で、いざ草むしりをしたい際に踏み込む事ができ、植栽エリアのメンテナンスをする事が可能です。

モミジが揺らぐ、小石と下草による自然風の小庭-新宿区マンションI様邸専用庭
モミジが揺らぐ、小石と下草による自然風の小庭-新宿区マンションI様邸専用庭

 

大き過ぎる花壇の中であれば、植木エリアと花壇を区分けする方法も

既に設置されている花壇が広過ぎる為に、ご自身で植え込みを行うのに持て余してしまっているケースはないでしょうか。

花壇であればそこは土で構成されてる為、植えていない場所があれば雑草が生えてきたり、極度に乾燥しやすくなったりします。また、その様な乾燥が常となりますと野良猫の侵入に悩まされる事もしばしばです。

広い花壇であればレイアウトをデザインして、
シンボルツリー
その他の植栽
グランドカバーエリア
ご自身でお使いになる花壇
といったエリア分けを行う方法があります。

遠目から眺めますとおしゃれな小庭の様に見え、演芸を楽しむ花壇もきちんと設置されている、という様なイメージです。
こちらでは幅の長い花壇へシンボルツリーとその他の植木をレイアウトして小庭の様に見せ、ご自身でお使いになれる花壇も2箇所に設けております。

花壇の中へシンボルツリーの植栽と2つに分けた花壇を設置-柏市S様邸
花壇の中へシンボルツリーの植栽と2つに分けた花壇を設置-柏市S様邸

 

外壁に面した長い花壇なら、思い切った植木レイアウトで洋風の雰囲気を演出できます。

お住まい外壁沿いに広範囲に花壇が設けられているケース。これは住宅設備にあたります配管類の埋め込み用に設置されている事が多く、この場合外壁沿い全てが花壇とされている事が多いです。
延々と続く土スペースをどうしたら良いかお悩みになられる方も多い為、この様な花壇でのご依頼は多く戴きます。

もちろん無理に植栽はせず、化粧砂利によって仕上げてしまえばメンテナンスもかからずメリットはございますが、植木のレイアウトデザインを駆使すれば、お住まいに洋風テイストあふれる演出をする事が出来ます。

こちらではオリーブや常緑ヤマボウシの洋風植木、フェイジョアなどを均等レイアウトしたうえで、明るい色を放つグランドカバーを植栽しています。お住まいの外壁がキャンパスの様な効果を生み出し、明るい色彩がより浮き上がって見えます。

植木の緑が外壁を彩る、花壇への洋風植栽-江戸川区W様邸
植木の緑がお住まいの外壁を彩る、花壇への植栽-江戸川区W様邸

こちらも同じく雨水の配管などの埋設の為に外壁沿いに組まれた花壇です。
こちらでは化粧砂利による空間も随所へ設け、種類も様々な植木をレイアウトしています。花壇は通常のお庭よりも乾燥しやすい場所ですので、散水はしやすい環境を整えておく事がお勧めです。

細長い花壇を植木レイアウトによって洋風の雰囲気に-足立区G様邸
細長い花壇を植木レイアウトによって洋風の雰囲気に-足立区G様邸

 

花壇へ植える植木のカラーをあえて統一して、お住まいに重厚感を出す方法も

ここまでは花壇へ様々なカラーの植木をレイアウトさせる事に触れてまいりましたが、あえて植木のカラーを近いものに統一して重厚感を演出する方法もございます。

この場合は特に緑色の濃い濃緑葉を持つ植木を選択しますと、お住まいとのコントラストを楽しむ事が出来ます。
濃緑色はフェイジョアやソヨゴ、マホニアコンフューサやコニファー系グランドカバーなどの植栽で加える事が出来ますので、これらをお庭らしいレイアウトで使いたいところです。
お住まいがダークカラーもしくはホワイト系の場合に有効な方法ですので、迷われている方はご参考にしてみては如何でしょうか。

こちらでは花壇の中を濃緑色の植木レイアウトでデザインし、少ない植栽数でも重厚感を感じられる様になっております。

2ヶ所の花壇へ緑が溢れる様な植栽を-世田谷区F様邸

世田谷区F様邸 2ヶ所の花壇へ緑が溢れる様な植栽を

こちらも玄関付近の花壇を濃緑色の植木でデザインしております。立ち木のソヨゴは玄関ドアの目隠しにもなっており、グランドカバーの色彩まで合わせる事でお住まいをよりシャープに見せる演出を致しております。
濃緑色の植栽がお住まいをシャープに引き立てます-世田谷区S様邸
世田谷区S様邸 濃緑色の植栽がお住まいをシャープに引き立てます

 

目隠しの植木とお住まいを引き立てる植木を使い分けて花壇へレイアウトする

ご紹介してまいりました花壇ですが、共通して「玄関に近い」という事が挙げられます。
花壇の厳密な位置にもよりますが、可能な場合は玄関周りを隠す植栽をする事が出来ます。植木による目隠し方法は多くございますが、花壇であればシンボルツリーの役割を兼ねた目隠し対策を行う事が出来ます。

目隠しとなりますと、シンボルツリーは常緑樹を選ぶのが一般的ですが、やはり植木での目隠しとなりますと完全な効果を望むのは難しいところです。フェンス類ですと確実な目隠し対策となりますが、植木は枝葉の隙間もありますので、あくまでも見え難くするといったニュアンスで取り扱う事となります。
しかしながら遠目から眺めると意外に目隠し効果が実感出来たりしますので、景観向上を兼ねて試すのも良いかと思います。

目隠し役の植木が決まりましたら、もう一箇所へ景観用の植木をレイアウトするのも良い景観を生み出します。
お住まいの引き立て役とも言える植木ですが、こちらは四季折々の表情を出す落葉樹もお勧めとなります。

こちらの花壇レイアウトでは、目隠し用のシマトネリコに加え、枝の柔らかなヤマボウシを外壁沿いに植栽して建物を引き立てております。2本の植木の間はブルーベリーやグランドカバーでまとめ、気持ちの良い玄関周りに仕立てています。

玄関脇の花壇へ目隠しを兼ねた自然味ある植栽を-市川市S様邸
玄関脇の花壇へ目隠しを兼ねた自然味ある植栽を-市川市S様邸

 

如何でしたでしょうか。
花壇はその位置や形にもよりますが、実に様々なデザインで充実させる事が出来ます。
目隠しの植木、シンボルツリー、または本格的な造園をデザインするなど、可能性は多岐に渡ります。

他にも花壇を活かした施工例がございますので、併せましてご参考戴けますと幸いです。

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