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シンボルツリーにおすすめな庭木15種類と、おしゃれに見せる植え方

玄関にシンボルツリーを植えたいけど、どんな植木がいいのかな?

お住まいの顔(シンボル)となる植木ですから、お好みはもちろん姿や個性で選びたいものです。

こちらではシンボルツリーとして植栽する事が多い樹種や、玄関周りや花壇に向いた植木をご紹介致します。

シンボルツリーとは?

シンボルツリーという言葉が使われだしたのは10年程前からでしょうか。

住まいと一体となるシンボルツリー

住まいと一体となるシンボルツリー

古くは門周りに松やマキ、シイノキを植える「門被り」と呼ばれる植栽手法がありましたが、現在も同様に門周りや玄関先へ木を1本植える楽しみ方があります。
昔の様に木そのものを盛大に飾る植栽手法は少なくなり、近年ではむしろ植栽と建物とのバランスがより重視されている様に思えます。

近年のシンボルツリーが持つ役割とは

ですので近年の「シンボリツリー」とはその名の通りお住まいのシンボル的な存在でありながら、尚且つ建物(お住まい)をも引き立てる大切な役目を担っています。

シンボルとして建物と調和する木

シンボルとして建物と調和する木

樹種についてはお好みがあれば常緑樹と落葉樹はどちらでも良く、最終的には生育面・維持管理面の観点から植栽場所に適しているかどうかが判断材料になります。

小さなシンボルツリーでも樹種によってはすぐに大きくなりますので、生育力を踏まえた植木選びはもちろん、生長を見越した植栽計画を立てましょう。

 

シンボルツリーにおすすめの常緑高木

シンボルツリーに向く、1本植えでも引き立つ常緑樹をご紹介致します。
冬季でも葉が落ちない常緑樹であれば、通年緑を保ったオーナメントになり得ます。
ですが寒さによって葉を半分以上落とす木もありますので、北風の当たる場所ではシンボルツリー選びを慎重に行いましょう。

優雅な樹姿を楽しみたい:オリーブ

芝生の庭に映えるオリーブ

芝生の庭に映えるオリーブ

洋風のシンボリツリーとして根強い人気を持つオリーブです。乾燥に強く虫も付きにくい特性があります。
日当たりの良過ぎる場所で困った時には迷わず選べる植木です。その代わり旺盛な生育を活かせる広い場所が必要で、周囲は空間である事が必要です。混ぜ植えなどにも向きませんので、1本を単独で活かすシンボリツリー向きの庭木です。

優雅なシンボルとして活かす為の注意点

枝が伸びた重みでやや枝垂れた姿が最も美しい為、徒長したらすぐに切らなくてはいけない様な場所には不向きです。
同一部分へのカット処置を繰り返し行うと、あっという間に太く硬い樹形へ変化してしまいます。

白・青系のお住まいに特にマッチする樹姿

オリーブはその爽やかな葉色と風に揺れる清々しさから、洋風の住まいのシンボルとしてマッチします。
特に木の背景が白壁や青壁になりますとギリシャ風の雰囲気も醸し出し海風を感じさせる眺めになります。
また、幹が白味がかった特性から、黒壁を背景にしてもシャープでモダンな印象として融合します。

 

背を高く柔らかさを維持したい:シマトネリコ

2階窓まで成長させるシマトネリコ

2階窓まで成長させるシマトネリコ

近年人気のシンボルツリーとして知られるシマトネリコですが、まず生育力の強さを第一に考えなくてはならない植木です。最低でも3~4mの樹高を想定した場所が必要であり、無理に背丈を詰める切込みは避け、予め背が高いシンボルツリーをイメージして植栽しましょう。強い日照りも好み、乾燥気味でも平気です。

予め大きなサイズを植栽するのがおすすめです

シマトネリコについては小振りな木を狭い場所へ植えつけるのは厳禁です。シマトネリコは狭い場所に植えつけると更に生育速度が速くなる傾向があり、これは壁際への植栽時も同じ事が起こりやすくなります。
ですのでシンボルツリーとして植栽する際は、生育後とのギャップが起こるのを避ける意味でも2.5m以上の木を選ぶと安全です。

レンガ調の外観にマッチする洋風感

洋風を強く意識して設計されたお住まいでなくても、外壁の一部にレンガが使われていたり植栽場所がレンガで作られている場合は特にマッチする木と言えます。
葉色も濃く木のボリュームもある事から、洋風かつ重厚な雰囲気を出したい場合にもお勧め出来るシンボルツリーです。

 

色彩豊かな葉色:ホンコンエンシス(常緑ヤマボウシ)

ホンコンエンシス(常緑ヤマボウシ)

色彩豊かな葉が魅力のホンコエンシス

常緑ヤマボウシと呼ばれる事も多いホンコンエンシスは、色彩豊かな葉色が魅力です。その色彩は洋風シンボルツリーとしての風格があり、花も楽しめる優れた植木です。日当たり良く、冬季に北風が当たらない場所がおすすめです。寒さによっては半分以上も落葉する事がありますので要注意です。

注意したい半落葉~全落葉

先述の通りホンコンエンシスは冬季の落葉が起こりやすい木ですので、常緑樹と呼ばれていながらも注意が必要です。
シンボルツリーとして植栽する際は、北風が当たり難い南側に玄関があるお住まいですと安心です。

季節感も感じられる常緑シンボルツリー

ホンコンエンシスは常緑樹ながら季節によって異なる葉色を見せる木です。
シンボルツリーを選択する際、常緑樹である花が見られ葉に季節感も感じられる木というのは中々ございません。
花後の新葉展開や秋にうっすら赤くなる古葉など、独特の存在感を放つシンボルツリーとなるでしょう。

 

剛健種で白花も魅力:ギンバイカ

ギンバイカ

ハーブとしても知られるギンバイカ

ハーブとしても知られるギンバイカはシンボルツリーとして使われる場面は少ないものの、枝を伸ばした様が優雅で美しく、洋風のお住まいによく似合います。伸びきった枝は剪定によって切り戻しが必要ですが、花期は白花が美しく、虫害も起きにくい強さを持っています。乾燥にも強い特性から、花壇や玄関周りにおすすめの植木です。

強剪定を前提とする事が必要です

ギンバイカはオリーブと同様に、枝が伸びて徒長した姿が美しく見えるものです。ですが何年も放任する事は出来ませんので、時折強い剪定を施して切り戻しを行う事が必要になります。
その際は姿も固く葉も少なくなりますので、こちらの所を想定しておくのが良いでしょう。

ハーブらしいシャープな姿が魅力

シンボルツリーとしても存在感があり、葉も美しくシャープな形をしています。
この独特なシルエットは白壁や黒壁に非常に映え、お住まいを一層美しく引き立ててくれます。

 

ソテツ

ソテツ

乾燥地にも動じないソテツ

古い日本庭園のイメージもあるソテツですが、その剛健さとオリエンタルな雰囲気が再注目されている庭木です。水切れを起こしやすい花壇でも全く動じず、シンボルツリーとして植栽しても、ヤシ類の様に葉が巨大化したり巨木になる心配もありません。道路沿いなどではない敷地内であれば安心して植栽でき、洋風オーナメントとしての存在感を放ちます。

ほぼ放任が可能なローメンテナンスなシンボルツリー

ソテツは岩の崖から生えていたり、砂地に生えていたりと非常に過酷な環境に適応した原始的な植物です。
毎年中心部から葉が生え、古くなった葉が垂れ下がってくる程度の生育で、この垂れ下がった葉をカットする程度で維持が可能です。
水遣りも必要なく、オーナメントとして植えてしまえば後々の手が掛からない植物です。

 

控え目なシンボルツリーに向いた、常緑中木

生育の緩やかさがポイント:ソヨゴ

ソヨゴ

生育の緩やかさが魅力なソヨゴ

ソヨゴの魅力は、常緑樹では稀な軽やかさにあります。
背が高くても重たい印象を感じさせず、シンボルツリーとしても野趣ある爽やかな印象を感じさせます。生育が大人しい木の為、頻繁に歩く場所や隣地境界付近などへの植栽で重宝します。和風の庭にも対応出来る、頼れるシンボルツリーです。

和洋を問わないマッチングが魅力

シンボルツリーを選ぶ際はお客様のお好みが第一ではありますが、やはりお住まいとのマッチングも外せない検討要素となります。
この際、ソヨゴ程あらゆるシチュエーションに合う木は無いであろうかと思います。
主張も無く自然な姿は個性が少ないとも取れますが、木に主張をさせずお住まいと木が静かに寄り添う風景もまた魅力的です。

 

小振りな洋風シンボルツリーに:フェイジョア

フェイジョア

小振りなシンボルとして適するフェイショア

フェイジョアは、それほど背が高くないシンボルツリーとしておすすめ出来ます。
年1度の剪定を前提とすれば、2mほどの高さで維持する事が可能になります。
表裏で葉の色が異なるのが美しく、茶色の幹も美しさを引き立てます。日当たりが良くてもそれほど広くはない、という場所で活躍するシンボルツリーです。乾燥し過ぎを嫌いますので、水遣りはしてあげましょう。

白壁からレンガ調までマッチする中木シンボルに

シンボルツリーとしては低い姿を維持しやすいフェイジョアですが、その存在感は決して薄くありません。
しっかりとした葉のツヤと幹の美しさが色合いを誇示し、背景となるお住まいをしっかりと引き立ててくれます。
刈り込み仕立てによって密度の高い木に仕上げてあげると、洋風のお住まいに重厚感を演出してくれます。

 

繊細な葉と緩やかな成育で場所を選ばない:ヒメシャリンバイ

ヒメシャリンバイ

植栽場所を選ばないヒメシャリンバイ

ヒメシャリンバイは非常に小さな葉を持ち、春の花や古葉の紅葉も見る事が出来る植木です。
特筆すべきは生育の緩やかさであり、強い日差しに耐えうる強さも持っています。
これらの特性を活かし、狭いお庭や近くを歩く場所へのシンボルツリーとしておすすめ出来ます。

優れたスモールシンボルツリーとして

シンボルツリーを選ぶ際は、歩く為のアプローチに支障が出ないか、ポストの使用に影響がないか等、生活上への影響を考慮します。
ヒメシャリンバイは生育も遅く毛虫も付きにくい為、アプローチの近くやポスト下などへの植栽が可能となります。
シンボルツリーの植栽を諦めてしまいそうなお住まいの場合でも対応出来ますので、ここがヒメシャリンバイの特筆すべきポイントなのではないでしょうか。

 

自然なシンボルツリーとなる落葉高木

シンボルツリーとして落葉樹を選択すれば、常緑樹では難しいナチュラル感や柔らか味、雑木らしさを演出する事が可能になってきます。
ただし冬季は落葉致しますので、落葉シンボルツリーの植栽は背景が近い場所などがお勧めです。
1本植えとなる事が多いシンボルツリーですので、冬季の寂しさは特に注意しましょう。

和洋・ナチュラル、シーンを選ばない存在感:イロハモミジ・ヤマモミジ

イロハモミジ・ヤマモミジ

和風~ナチュラルまでマッチするモミジ類

庭植えとして古くから慕われるイロハモミジは、和洋はもちろんナチュラルな印象まで、シチュエーションを選ばず馴染む植木ではないでしょうか。
しかしその柔らか味を活かすうえで、植栽環境は慎重に選びたいもの。周囲に余裕があるか、日照りは強過ぎないかなど、環境さえ合えば是非シンボルツリーとして使いたい植木です。

和の魅力~ナチュラル感、お住まいの持ち味を倍増させる魅力

イロハモミジの魅力は木自身の美しさも去る事ながら、マッチングさせるお住まいの魅力が一層増す事ではないでしょうか。
和風の住まいならより和の風情が増し、構造木材や外壁が一層際立って見える様になります。
また、ナチュラル志向のお住まいであれば自然の中に建てられた家の様な雰囲気が感じられ、お住まいの持つコンセプトがより強調される事となります。

日陰から日向まで、モミジの魅力は広く発揮されます

玄関先が暗い場所でも、モミジであれば日陰らしい姿へ変化し、山歩きの際に見られる様な繊細な姿へ成長していきます。他の木であれば日照不足で下半分の枝が無くなってしまえば「樹形の崩れ」と認識してしまいますが、不思議とモミジであれば枝が少なくなっても「自然なシンボルツリー」と感じられてしまいます。
また、雑木類の中では直射日光に耐え得る方ですので、これも日当たりの良いケースが多い玄関周りへの植栽に向いているポイントとなります。

 

枝葉の少なさが風情を感じさせる:アオダモ

アオダモ

優しく自然な風情を感じられるアオダモ

シンボルツリーとして人気が出てきているアオダモは、実は環境適応性が高い一面があります。日向から半日陰まで育成幅が広い為、シンボルツリーにも向いています。
落葉樹の中では直射日光にある程度耐える他、虫害が発生し難い一面もあります。植栽する際は既にある程度高さのある木を選ぶ事で、生育の緩やかなシンボルツリーになります。

枝模様を感じる繊細なシンボルツリー

庭木として植えられる雑木類としては、最も枝が細く繊細な姿を維持できる樹種ではないかと思います。
特にシンボルツリーとして3m~の高さで維持するにあたり、このサイズでも枝や幹が細いままの木は珍しい部類に入ります。
お住まいに接近させて植える場合も圧迫感は皆無であり、背が高くても葉が少ない為、ご近所迷惑にもならない優れたシンボルツリーと言えるでしょう。

 

飾り気の無い自然樹形と白花:ヤマボウシ

ヤマボウシ

自然樹形を維持したいヤマボウシ

ヤマボウシは山の何気ない風景を切り取ったかの様な樹形が魅力で、飾り気の無い落ち着いた雰囲気も持っています。雑木としての寄せ植えはもちろん、シンボルツリーとしての植栽にも向いています。幅を狭く詰める事を嫌いますので、外壁沿いのワンポイントなどへレイアウトし、傍を歩く様な場所への植栽は避けましょう。

後々の剪定により整形的な形になる事も想定

ヤマボウシは放任していくと横幅が非常に広くなり、どうしても幅を小さくする剪定が必要になってきます。
この際、出来るだけ自然な姿に見せる剪定を施しても生育によって段々と剪定の影響を感じる姿になっていきます。
この為、自然な姿を維持する場合は大きく広がった姿を許容できる場所へ植栽する必要があります。
幅に制約がある場所へヤマボウシをお考えの場合は、下でご紹介のハナミズキを検討するのも良いかと思います。

 

柔らかなシルエットと美しい幹肌:ヒメシャラ

ヒメシャラ

適所で美しく育てたいヒメシャラ

ヒメシャラは雑木類でありながら、強さよりも柔らかさを感じられる樹形です。シンボルツリーとして植栽すると、お住まいがナチュラルで優しげな印象になります。上手く生育した際は幹肌が赤茶色となり、葉の色とのコントラストが美しく映えます。夏の直射日光に長時間さらす場所は避け、建物を背にした明るい北側や東側への植栽が無難です。

ナチュラルシンボルツリーらしさを維持する為に

ヒメシャラは自然に枝垂れ始めた姿が美しく、出来ればこの様な幅で維持する事を心掛けたいものです。
幅が2m程許容出来る場所であれば問題ありませんが、カット剪定が必要な場所ですと自然味を残す高度な剪定が必要となります。

 

広い場所で自然なシンボルにしたい:ジューンベリー

ジューンベリー

花・実・紅葉を楽しめるジューンベリー

ジューンベリーは白花から結実、紅葉まで、あらゆる面で楽しませてくれる庭木です。ですが自然に伸びた姿をある程度放任出来る場所への植栽が必須で、形やサイズを小さく維持させるには向きません。「山の木」といった樹形を楽しめる様な、余裕のある場所へのシンボルツリーにしましょう。ナチュラルなお住まいには非常によく似合います。

実だけではない、ジューンベリーの花の魅力

木の名前から実を連想しやすい木ですが、ジューンベリーは花を見るシンボルツリーとしても魅力的です。

ジューンベリーの花

ジューンベリーの花

花持ちは短いのですが桜に似た雰囲気と儚さが感じられ、木全体に花を付ける姿はとても美しいものです。

収穫が難しい、高い位置の実に注意

ジューンベリーは食用も可能な実が魅力として流通していますが、実を収穫しにくい高い位置へたくさん実が成るサイズですと注意が必要です。

実の落下に注意

実の落下に注意

熟れ過ぎた実が下へ落ちてアプローチを汚してしまう事もありますので、これは想定しておかれた方が無難かもしれません。
シンボルツリーとして植えるのは玄関や門周りが多いかと思いますので注意しましょう。

 

小振りな葉と吊り下がる白花を楽しみたい:エゴノキ

エゴノキ

下垂する小花と自然体が魅力のエゴノキ

エゴノキは野趣を感じられる雑木ながら、小振りな葉が特徴的です。シンボルツリーとして植栽すれば、繊細な自然味を感じる事が出来ます。

エゴノキの花

エゴノキの花

エゴノキはたくさんの小花が垂れ下がる姿が特に美しく、この花の為にエゴノキを選ばれる方も多くいらっしゃいます。

冬季の寂しさと切り詰めに注意

エゴノキは冬季に落葉した姿が特に寂しく感じられる木でもあります。細い枝先は生きている枝と自然に枯れ枝となった部分があり、全体的に枯れ木の様なシルエットに見える事があります。
また、放任した姿は自然味がありとても美しいのですが、大きさを維持する剪定を繰り返した木は姿が全く異なってきます。
生育力のある木ですので、当初から大き目のサイズの木を植栽すると無難です。

 

剪定維持がしやすく花も美しい:ハナミズキ

ハナミズキ

シンボルとして壁際への植栽もしやすいハナミズキ

ハナミズキは古くから庭木として親しまれてきた落葉樹であり、花・紅葉等の季節感を感じられる魅力があります。花色は紅花・白花・ピンクと多岐に渡りますが、花の色によって葉色も若干異なってくるのが特徴です。紅花種は秋が近付くにつれて自然と赤味を帯びた葉となり、秋の紅葉も鮮やかです。剪定維持がしやすい特性があり、壁際や道路に近い場所へのシンボルツリーとしてお勧めが出来ます。

落葉シンボルツリーとしては稀なコンパクトさ

幅を抑えたハナミズキ

幅を抑えたハナミズキ

ハナミズキは落葉樹としては珍しい程に、幅を抑えた仕立てが可能です。
これは傍を歩く様な場所へのシンボルツリーとして大きなメリットであり、維持のしやすさも魅力的です。
成型的な姿は和洋どんなお住まいにもマッチしやすく、これによりハナミズキは昔から造園材として用いられてきた経緯がございます。

 

シンボルツリーをよりおしゃれに見せる植え方

シンボルツリーといえば、門や玄関周りに1本植えをされた庭木を想像されるかと思います。

庭木は植える場所や植え方の工夫を少し施すだけで、よりおしゃれに、美しく見せる事が出来ます。
これはシンボルツリーにおきましても同様の効果がありますので、より綺麗に、おしゃれに見せる3つの植え方を見てみましょう。

門や玄関ではなく、お庭で見せるシンボルツリー

シンボルツリーは門や玄関に植えるものと決まっている訳ではなく、お住まいのシンボルとしてお庭へ植える方法もあります。
お庭の面積の余裕がある場合は、お庭へ大きめの庭木を植栽してシンボルツリーとして見せる事が出来ます。 この場合は南向きで非常に日当たりが強い環境となる事が多い為、シンボルツリーは日差しに耐えられる種類の庭木を使いたいものです。

庭の中心へシンボルツリーを植栽

庭の中心へシンボルツリーを植栽

シマトネリコやオリーブであれば乾燥に耐えるうえ強い日照を好みますので生育に問題はなく、むしろその生育の強さを広い場所で存分に活かす事が出来ます。
周囲に遮る物が無い日向であれば、写真の様に4mに達するシマトネリコでも下部に枝葉が充実した状態を保つ事が出来ます。日当たりの良くない場所ですと下枝をどんどん枯らせていくので注意が必要です。

 

周囲の庭木と馴染ませたナチュラルシンボルツリー

シンボルツリーは1本が独立して存在するイメージが強いのですが、あえて周囲の庭木と馴染ませる植栽方法もあります。
ナチュラル感のある雑木が1本だけ植えられているよりは、山間の様に周囲の木々と馴染んだ姿の方が自然に見えるものです。

周囲の雑木と馴染ませるシンボルツリー

周囲の雑木と馴染ませるシンボルツリー

こちらは心地よい半日陰の環境を活かしてアオダモをシンボルツリーとして植栽をしています。ですがアオダモだけを目立たせるのではなく、雑木らしく周囲にも多種の木を添えて全体に一体感を持たせています。
アオダモは特に下枝が少なく幹だけの樹形が多いです。その姿も魅力的ではありますが、こちらではアロニア(西洋カマツカ)やオトコヨウゾメなどをアオダモと共生する様に植えています。雑木のシンボルツリーをよりナチュラルに見せる、おすすめな植栽方法です。

 

外壁やスクリーンに寄せて植えるシンボルツリー

シンボルツリーは周囲に広々とした空間があるに越した事はございませんが、なかなか難しい条件でもあります。
そこであえて外壁やスクリーンに寄せて植えつける方法もあります。
外壁などに木を寄せて植える事に抵抗を感じられる事もあるかと思いますが、木の選択をきちんと行えば顕著な悪影響はございません。

シンボルツリーを背景に寄せて引き立てる

シンボルツリーを背景に寄せて引き立てる

こちらは生育の緩やかなソヨゴをシンボルツリーとして、板塀を背景にして植栽しています。
ソヨゴなどは強い走り枝が発生する事が少なく、壁を傷付けたりしにくい庭木と言えます。
この様な場所へ生育の強い木を選んでしまいますと、自然に幹が壁から離れる様に曲がっていき、道路などへ越境した樹形になります。遮蔽物を嫌う傾向は必ず樹形に反映される為、植栽計画はきちんと行いましょう。
この植栽方法を行いますと背後の壁がスクリーンの効果を発揮し、シンボルツリーの緑がより鮮やかに見えるだけでなく、庭木が引き立ったおしゃれなお住まいに見せる事が出来ます。

 

シンボルツリーの植栽は随時承っております

如何でしたでしょうか。
シンボルツリーはご自身でお植えになられる方も多いかと思いますが、生長を見越した計画を持って行っていただければと思います。

玄関前や花壇に位置する事の多いシンボルツリーですが、植栽の御依頼は随時承っております。
環境を加味した計画的な御提案をさせていただきますので、是非お声掛けをいただければと思います。

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