出来る限り芝生面積を広く取ったお庭。植木の成長を考えた植栽間隔が大切です。

日当たりの良い環境に施工させていただきました芝生のお庭です。
各お部屋より望む常緑樹を植栽しており、芝生が赤くなる冬季も緑を保ち続けるお庭となっております。
常緑樹の他にも半落葉の植木を始め、実や紅葉を楽しむ低木、地面を明るく彩るグランドカバー類を配置したお庭の構成となっております。予め植栽周りに空間を空けておく事が、植木を柔らかく育てるうえでとても大切です。

 

芝生の風景をメインに考え、ポイント毎に常緑樹を配したデザインです。

空間を機能的に空けた植栽レイアウト
植栽と芝生を眺めたお庭の全景です。ポイント毎に配した立ち木の植栽は全て常緑樹となっております。冬季には芝生は冬眠して茶色くなる為、年間を通してお庭の中で緑を見せてくれる植木を使用させていただきました。
大きく育てるシマトネリコやホンコンエンシス、洋風の雰囲気を持つフェイジョアを始め、トキワマンサクで紅色も添えております。

芝生の輪郭は植栽の配置に沿う様に。植木部分とは段差を付けております。

曲線が美しい芝生ライン
反対側より眺めたお庭の様子です。植木が柔らかく育ってくれる様に、植栽間隔を広めに取っております。頻繁に植木を小さく詰める様な剪定をせずに済みますので、柔らかに伸びた枝を活かした樹形作りを行っていく事が出来ます。植木を柔らかく育てる為、後々無理な剪定をせずに済む様な植栽同士の空間を空けておく事が大切です。